山中記

親子熊。

12月に入り、畑仕事を離れて、
加工体験の方に仕事が切り替わった。

建物内で多くの御婦人がたと接する毎日は、
畑仕事の時間とはまったくといっていいくらい対照的。
抽象的に表現すれば、
ニンゲンの持つ固有エネルギーの循環あるいは、多様性の交換による増幅というのでしょう。
なかなか、です。

ただ、畑であっても加工体験であっても、共通しているのは、
仕事を通じて、人との行ったり来たりを通して、
自分の得手不得手と向き合う、ということ。
弱さももろさも嬉しいも、しかと映してくれる鏡。
姿見が無いと、自分にたしかに在るのに見えない部分も有る。

とはいっても、自分ができることはまだまだ少なく、
主に燻製づくりと味噌づくりの講座を担当する一冬。

見え方、聞こえ方というのはさまざまで、
繰り返す光景をどう受け止めるか、
見慣れているものにどう光を当てるか、
何をおもしろがるかは、
新鮮さを感じる実験ともいえる。

寒くなると途端に気分がどんよりしてくるもので、
時々は意識しようと思います、自分実験。


 * * *


5日。
自分にとって今年度上半期もっとも難仕事だった、親子の体験教室が最終日だった。
田植え~稲刈り、陶芸、落花生づくり、段ボール燻製、うどん打ち、
ソーセージづくり、味噌づくり、とあぐらってでできる体験をほぼすべてこなして、
今回はドライフラワーの先生を講師に招き、門松づくりをした。

天気も良かったので、急きょ外にテーブル椅子を出して、松竹を切ったり、飾り付けをしたり、
今回もにぎやかで、なかなか良い絵になったと思う。
(ケーブルテレビさんが取材に来てくれたけど、我が家にテレビないので確認できず)
竹も一部ウチの裏庭のを数本ですが提供。
天気良くうららかな日に、デッキで一人竹を切って支度をする時間が至福でした。

門松づくり後に、閉校式の時間をもうけて、1時間くらい「振り返り」をしてもらいました。
思っていた以上に、参加家族たちの率直な感想や想いが聞けたし、
自分も手作りをしてみることや、それを通じて笑うことについての話など少しさせてもらい、
それぞれの参加者からいただいた一言一言がひじょうに励みになったし、
終わってみればやっぱりやれて良かったなあとウルウルっとした。


慰労を兼ねて、
翌日から湯之谷の温泉宿にて「年賀状合宿」を張る。
なるほど、温泉はお肌に良いなーと実感したが、どぶろくなど呑んで結局1枚も書けず。


 * * *


今日から今シーズン初めての味噌づくり講座担当3日間。
参加者20人と多めで、日頃通りにくい声が余計に・・・、人数少ない時よりもちと大変。
初日はお米から米麹をつくるべく仕込みます。

そういえば、おととい急ぎの回覧板が回ってきて、
とても近くで、「熊が出ました」。
気をつけろといわれても、どう気をつければいいものだろうかね。

成願寺にお越しの皆さん、気をつけてください。





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by 907011 | 2010-12-10 06:02 | Trackback | Comments(2)
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Commented by うた at 2010-12-11 08:54 x
味噌の先生になっているんですね。
あれだけの御婦人の相手は一緒に参加したわたしでも圧倒されました。私も年段々と一歩づつ近づくのかな?;;

いろんな仕事、出会い、体験がエネルギーになり
もっともっといろんな事へ向かっていけるようになるのかもしれませんなーー

クマ。
死んだふりしてみる?
Commented by 907011 at 2010-12-12 04:18
うたさん

おはようございます。
味噌づくり、久しぶり過ぎて忘れてしまっているところも多々。
記憶を呼び起こしながらどうにかこうにかこなしてます。

冷静かつ機嫌善く居ることが求められる時間は、ひじょうに修行になります。

今日最終日。
終われば成願寺成年部飲み会。
みぞれ降ってきた。