山中記

昨日は消防団の新人研修でした。

もしも戦時中に生まれたら、まっさきに適応障害など起こしていただろうなと久々に確信。
「地下活動」に逃げそうな血がどうも自分には流れているようだ。
ろくなもんじゃないのです。

規律とか、そもそも集団行動が苦手で、
それは子どもの頃からいっつも自覚していた。
「気をつけ!」は本当に気をつけている状態なのか?と、緊張するカラダが思う。

 *

前半座学はひたすら睡魔との闘いで、
よくあるパターンなのですが、
手元の資料を作成したパワーポイントの画面(一言一句同じ)を映して読んでの説明。
手元を見ても眠い、さりとて気分転換に顔を上げてスクリーンを見ても同一なので眠い。
むしろ、手元の資料見てしまうとすぐ数ページ先まで読み終わってしまい、
画面を見たところで元戻りして、
「何を眠たいこと言うとるんじゃ」とナニワ金融道のセリフを体感する。

かくして親の敵のように眠い時間を経た後、
立派な設備や道具や装備を見ながらあれこれ説明&ちょっと演習。
俺は自分の村で火事が起きた時に、
備えられるか手伝えるかできればそれでいいのだな、と確認した。自分が自分に。

消防本部の設備があまりに整い過ぎて、
「皆さんのところの道具はまた形が違うかもしれないから、
 帰ってよく確認してください」という説明が必ずついた。
そりゃあそうだ。

ここに新人を集めて研修させるんじゃなくて、
各集落にプロのこの人らが出ていって、
その地での火事に対する備えをイメージして教えてくれれば、
集落の人も関心ある人は聞けて良いのに、
とプロのゴアテックスのええカッパを見ながら思った。

プロの消防士の若い方が石川直樹さんにそっくりで、
それはそれで「おー、格好良いなあ」と思った。

 *

そんなぐったりした帰路。
umicafeに寄る余力もなく、でも以前からずっと気になっていた「森近」という集落で、
先週山中に来た知人ヤマさんが一人、
「陶芸家(千葉から移住らしい)の窯焚きを手伝っているよ。」というので、
消防服のまま、駆けつける。
1200度以上を保つべく、延々と薪を投入し続けるヤマさんと、
「柏崎市消防団」と書かれたワッペンが左腕に輝くワタシ。
「消すぞー」という消防ギャグをつかみとして使った後、しばし窯で話が聞けた。

「森近」って、「山中」に通ずるところがある集落名だなあとずっと気になってました。
そうかそうか、また変わり者を発見。
日本酒が好きらしいので、今度窯で火を焚きながら酒を呑む会が生まれそう。


帰宅したら新たに生まれて、4つになっていた。


b0079965_412754.jpg
火の用心。



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by 907011 | 2012-07-09 04:24 | Trackback | Comments(0)
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