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山中記

子分学。

高柳における雪まつり準備のニンゲン模様を観察していると、
互いの考えの共有や尊重がなぜこうも難しくなってしまっているのか、
毎度(俺はまだ3度目だけど)考えては悶々とする場面が少なくない。
それだけ、町の規模に対して大所帯で臨んでいるということでもあるけど。

俺は性格的に超がつくほどの子分体質なので、
「みんな仲良くやった方がずっと建設的なのに」と思って静観しているけど、あまり言わない。子分だから。

イライラは更なるイライラとして伝播しやすい特質がある。
人のイライラが伝播して自分のところにもやってきたら、いったん保持して、
できればユーモアの要素をひねり出して、ユーモアを混ぜて伝えるようでありたい。
自分の脳みそをそういう変なブラックボックスの構造にしたいと(余裕のある時は)思う。
それも時間を重ねて考えてきたけど、決して人には無理強いしない。子分だから。

 * * *

そんなこの頃の朝に読んでいた、
立命館アジア太平洋大学の話はじつに興味深く、示唆に富んでいた。

「フレンドリー」という考え方、言葉としての切り口が素晴らしい。
ルールよりも緩く、
でも、部分的に歩み寄ってみようよという意志。
気持ち良く、もっと易しい言葉でいえば「機嫌良く居たいよね」という提案ありきのフレンドリー。


「Everything is different, not strange」
違っていることが、当たりまえで、
それは、おかしなことでも何でもない。
そんなふうに「違い」を受け入れるんです。
(『アウェイの場所に行ってみる?』より)



最近、子が夜中に突然大鳴きしていやだいやだ俺はすべていやなのだと暴れ、
寝不足になるのが週に3回くらいあって、けっこうまいる(主に家人が)。子分の子。
機嫌良くいよう。
フレンドリー。部分的に歩み寄ろう。
たまには酔ったオトウサンが漏らす愚痴も聞いてくれ。

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by 907011 | 2015-02-21 08:32