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山中記

2年越し熟成、「山中の七夕」部。

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現在、鋭意部活動(手配り用意)中。

我らはよく酒を飲む。
我らはよく酒を飲み、そして徹底的に妄想しまくる。
徹底的妄想でもっともポップに盛り上がるのは、
自虐ネタを一つずつ拾い、それらを洗い直して、磨き直してみる時間だ。



<「あんこ濃厚。ヨモギ濃厚。ババア濃厚。」
  (『イサオ・ムラタの名コピー集』(未刊))>




それは、そもそも「疑う」ことにもベクトルは似ている。
人が「ここがダメなんだ」と決めたことを、もういっぺん(懲りることまったくなく)疑いだす。

人が「要らないよ」といったものを、
嬉々として「それ俺にめぐんで」といってもらう。

ものごと、何でも一長一短があるもので、
切り口を変えて見れば、
その見る角度を一度ずつずらしずらしして眺めてみると、
陰と思ってばかりいたものにも、陽はあるもの。
マイナスもゼロの部分もいっぱいある、
でも、プラスの部分も同じく潜在している。

それらを見つけるまで、出会うまで、とかく時間を要する。
でも、逆にいえば、手間暇さえかけられれば、
何とかものにできる機会が誰にでもある。

要は、肯定できる力を日々養っているか、
肯定力を上げないと切り抜けられない局面を抱えているかどうかだと感じている
(ex.村でのニンゲン付き合いの中で、
   自分が想う「適材適所」を叶えるための企画と実践、等々)。

おそらく、大昔に自分が勝手に自分のライフワークと位置付け取材して、
対談形式で連載を書いた「こわれもの」の影響を自分はすごーく受けてきて、
以来折(例えばこんな記事)に触れて考え暮らしてきた。
また、近年はみうらじゅんの言葉に依るところが多いと思う。「自分洗脳」とか。

 * * *

だから、妄想はできるだけ「部活動化」する。
大がかりな企画など何もなくて、
ただ、天然酵母みたいにここに暮らすなかでふっと湧いて出た妄想を、
中学生の部活みたいに悪ふざけばっかりしながら笑い合って実践する方法を手繰る。
そのトライ&エラー。
仮説とその検証のための実験。


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小さな企画なりに小さな失敗を連続する、そしてそのたびに我らは強くなる。

これからも思い付くたび、
100円や500円の「ワンコイン企画部」、
もしくはより高度な(想い一つでカタチにする)「0円企画部」を
適宜立ち上げ、部活動化してゆきたいとワタシは思う。


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玉ねぎの花、咲いた。
雨よけしないと自家採種が難しい野菜の一つ。
愛すべき、その難しさ。





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by 907011 | 2016-06-25 05:14 | Trackback