山中記

農にとって医とは何か。

「BTM」を追求し続ける”どうめい”(堂前)こと、
農器具の医者・春日農機のご夫婦が、
山中の衆らを相手に出張焼肉接待してくれた。

我らは夕方、一人またひとりと”りはち”に集まる。

b0079965_4295417.jpg

予想も覚悟もしていたつもりだったけども、
やはりさすが、「私の主張」が濃厚過ぎて、
冒頭はじまりの社長挨拶の一言からすでに、途中でさえぎられ、
(仮にマイク持ってスピーチしている状況だったとしたら、
 話し始めで、いきなり横からマイクを奪われて別のスピーチをされているような光景)
しかも、カットインした誰かの講釈が、さらに横からかっさらわれるという激論の幕開けとなった。

その後、どうめい社長は旨い肉を次々に焼いて振る舞いながら、
その肉屋との出会いから味付けのアンバイに至るまで、
自分の土俵で相撲をさあするぞ、・・・というとすぐにまた横やりが入り、
サッカーの大胆なサイドチェンジなみに、
話そうとしていた話題が、むんずと掴んで遠くにことごとく放り投げられる。

トークは時に囲炉裏を斜めにクロスして交わされたり、
ビールの2リットルのでっかいのをそれぞれに注いで、
中腰になって注いだその人がそのままの勢いで新たな話題を切りだそうとして、
やおら話の腰を見事に折られたり、
今回もなかなかの泥試合が続く。

b0079965_430963.jpg


そんな中でも、「山中の絶対条件」という感じの語呂を彷彿させたのは、
シゲキさんが酔って1時間くらいした頃合いに必ず口から出てくる、
司馬遼太郎『峠』の話だった。
プロレスや柔道で得意な格闘家が、「寝技に持ち込む」かのように、
絶対にシゲキさんが酔うとその1時間後くらいには峠トークが、
必ずや口から出てくる。
出てくるというか、もはや、「出てきてしまう」が適切かもしれない。

口から峠が出てきちまう現象。

 * * *

立ちション流れでふと見ると、
なぜかシゲルさんと義父・ミチヒロさまが、
「ザ・青春」という感じの体育座りで、
何やらおっかない話をごにょごにょされていた。
(後姿でわかりませんが、すでになかなかの酔っ払い同士になってる状態)

b0079965_4301717.jpg


ザ・青春ズのお二人を見て、イサオさんと呑みながら、
どうめい母ちゃんの用意してくれたおにぎりを連続3、4個オトナ食いしたら、
テキメンにすぐ眠くなったので、
静かなプリウスばりに無音ですーっと家に帰って21時就寝。
翌朝もすっきり爽快で4時半から草刈ができたのでした。

b0079965_3594816.jpg

ねむの木の下に車を停める。

この頃の不摂生で太ったので、
夏の泥上げダイエットで泥と汗にまみれながら、
心身ともにしぼられてゆきたい。

真夏に頭から顔から全身玉のような汗を垂らし続ける瞬間、
自分のなかの何かが「浄化」されゆくように感じることがある。

浄化されてスッキリしたワタシは、
遠回しな暗喩や見栄など張ることはなく、
ただストレートに己の内側から生まれる声が発するままに、
「ビールのもう。」といって帰路につくパターン。

そういえば何年か前、ふと知り合って意気投合した若者に、
「ブログ見ました。9割くらい酒の話ですねえ」と言われたことがある。




***************
[PR]
by 907011 | 2016-07-19 04:30 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://tsunagou.exblog.jp/tb/26027108
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]