山中記

暁。

寝不足だったか、よく寝た。

昨夜は、グルグルハウスさんに正月いただいた、
高柳米を使って醸造されたプレミアム地酒『高柳』がよく染みて、
寝床と湯船読書中の『重力ピエロ』もほぼ読めずに寝落ちしていた。
山中でも『高柳』は好評で、村の行事や神事でも皆(主に男衆だけど)で、
「うめえなあ、この酒は」と言いながら、競い合うようにして吞んでいる。

昨年、山中の暮しを体験するというインターン生に来たハザマ君
(今季も石塚酒造さんで活躍中)に雪まつりのときに聞いたら、
「今シーズンは『高柳』が2種類になりますよ。」と話していた。
(今年はちょっと頑張りすぎて疲れました~、とも言っていた)

昨日は小雨で雪掘り
(橋本監督の山越隧道ドキュメント『掘るまいか』
 ときどき思い出しながら、一掘り数十センチずつ「歩ける道」を掘り運び中)はあまり進まず。
副区長のシゲルさんと改選の投票の仕方について打合せをしたり、
(雪が豪儀で公民館まで出て来れない世帯の年寄りにも
 今春、区の役員改選に参加してもらえる策をここ数週間、練っていた)
たまっていた区の会計がようやく3月まで処理したりできた。

現在の山中体制は不肖ワタクシが区長をして、
家人が会計係を務めているので、
うちの”ふじみや”で区の会計を握ってしまっている。
総会、役員会や行事で皆衆で話し合って決めてもらったけど、
「一戸だけで、区の財産を管理していいものか?」と念を押すべく、
先代の名誉区長マサオさんや、先々代サイチさんに恐縮しながら聞くと、
「まあ皆んな、だーれもいま村の成り手がいねえんだすけ、
 他に仕方ないし、いいんじゃない。」
と笑い飛ばされた。

各種会計等一式を冬仕事にと”ふじみや”で溜めていたので、
なかなかボリューミーだった。山中、なかなか。

頭が疲れると、トイレを兼ねて外に出て、しばし雪をつついたり、
考えごと(現実逃避)をしたりする。

隧道はまだまだ先が長い。
「知のきしみと肉体のきしみを、交互に」という、
長岡時代から折に触れて読み返していた、かみえちごさん
山里からの箴言』を諳んじる。



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<五感をバランスさせない知は、人間性を持ちえない。
 五感を感覚するためには、心を漂白し、まず観ること。
 知のきしみと肉体のきしみを、交互に行うこと。>
              (『山里からの箴言』)





子が珍しく早く起きてきて、
「是が非でも恐竜の動画を見たい。曲げてお願いしたい。」
というのでいきなりおしまい。
(”ふじみや”にはテレビが無い。)







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by 907011 | 2017-03-15 06:29 | Trackback | Comments(0)
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