山中記

2017年 04月 17日 ( 1 )

田毎のフミ。

昨日。
貴重な晴れた休日の午前中に総会。
「みんな集まり次第、予定時間より早く始めて一時間で終えよう」などとのぞんだら、
書類印刷ミスに気付き、家に走って帰り、
コピーとっていたら開会時間より10分くらい遅れる。
29年度の出だし、つまずく。
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決算だ予算だと読みながら解説する。
区費は今年(去年38万円下げた)さらに10万円減少するけど、
農山村の山中は農業ができていれば大丈夫。
だから、耕作者たちをありがたく眺めて、ケガをしないように注意して見守ってください、
という話を毎度する。農山村だから。

お金に余裕がありそうだった(外れることで有名な私の推測)ので、
あぐらや足を伸ばして座れる椅子と
立ち上がりやすい腰かけを皆で試し座りしてもらい、
「いいね!」ということだったので、
どうせ買うなら早く買って使おうと、午後に買い足す(家人が)。
総会は予定通り?10~11時で終了、解散。

総会を終えてすっきりして苗づくり教室へ。
土合わせ等完了し、準備万端。うちの種籾はすでに芽吹いた。

夕方、マサオ先生とフミオ先生と苗代へ急ぐ。

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”こうすんず(強清水)”の苗代。
”すんず”だけあって、水きれい。
急ぎ来たわりに、冒頭フミオさんと田の様子を歩き見て、まったりする。

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マサオ先生が線を張り、畝の幅を田面に描いて段取り中。
道具は長めの柄(立ち鎌と似ていた)にナタが付けてあった。
「本当は秋に代かきしておくか、
 春でも田んぼこしゃってから10日後くらいだと良いんだけどなあ」
とマサオさんは言っていた。

俺も田に入る。
田んぼ長靴を昨秋にボンドでガチガチに補修したのに、
すでにひびが入っていた。そろそろ寿命か。

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たしかにだいぶ泥が柔らかくて不安定だったが、
外周下側のまっすぐのところで泥を上げて、排水用の溝ができた。
「種籾さまが無事発芽されて湯船をあがられたので、
 今晩は風呂につかれるな。」などと企みながら泥まみれになる。

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17時頃。
「柔らかすぎてダメだ。今日はあがろう。」とマサオ親方から号令がかかり、
フミオ先生を探しに行く。
上の田んぼの水面にフミオさんが反映されていた。

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集落内あちこちを次々に移動しながら万能型に仕事をこなしてくれる、
山中の誰もが認める小さな鉄人・フミオさん。

おとといあたりの寝床でふと読んだ、
十日町・池谷集落でもらった”奇跡の集落”の冊子に、
棚田における「田毎(たごと)の月」のことが書かれてあって、
良いネーミングだよなあと毎度に感心させられる。

もうすぐ俺も「田毎の狼煙」(田んぼの杉っ葉燃やし同時着火)が楽しめる。

田毎のフミ。
手前に水芭蕉。
強清水(こうすんず)、水きれい。
我らの米はこうしてつくられる。





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by 907011 | 2017-04-17 06:19 | Trackback | Comments(0)