山中記

<   2007年 05月 ( 6 )   > この月の画像一覧

恥宝。

自分の計り知れないところ
自分の知り得ないところ

そこに自分が居る姿を想像すること

そして、知り得なかった場所に、自分がいま居ること
計り知れなかったところで、目の前に広がる風景を一つずつ見る
精神的冒険の楽しみ


想像が及ばない
わかることよりも、わからないことの方がとても多い
日々、わからないものと出会う

生活するということは、そういうことなのかもしれない
ニンゲンはそうやって自分の生活領域を日々広げていっている。
[PR]
by 907011 | 2007-05-30 06:26 | Comments(0)

イン・ザ・ダーク。

たとえば、暗闇の森で、
視覚障害者が健常者の手を引く。

無音の水中で、
難聴者が健常者に(大丈夫)と目配せをする。


b0079965_2001627.jpg


今立っている場所がすべての基準ではない。

曖昧な境界を行ったり来たりする”弱者”と”強者”とは、
絶えずその立つ瀬を入れ替えながら共存している。







*********************
[PR]
by 907011 | 2007-05-28 04:54 | Trackback

たまの映画。

映画監督の小林茂さんが
『空腹を忘れるために』の報告会で話していた、
コーヒーの流通の話が一番ショックだった。

後進国で貧困層が低賃金重労働して集めるコーヒー豆が
スイスのネスカフェに渡り、嗜好品にせよ、インスタントにせよ、
豊かな者がカネと時間とニンゲンの精神の安定まで搾取する循環。

搾取する側は搾取される側を、
弱い者はより弱いものから奪う。
子どもたちが眠れない恐怖と空腹を「忘れるために」シンナーに依存する。

ニンゲンなんかいっそ淘汰されるべきだなあと少し鼻息荒く思ってもみた。
綺麗事ばかりを都合良く考えて、自分はスマートに暮らしてきたけど、
絶望が希望を上回りすぎてショックでした。
でもとりあえず生きることしかできないんだよなあ。
悲しくても食う、腹は減る。排泄する。
暗ければ明るくする。暑ければ涼しくする。寂しさを賑やかしで紛らわす。
私的な不快を、個人レベルの快に「治す」。

たまには、考えるべきことを考えてみるために、
現実を見られるように、
選ぶ力を養わないといかんなあと思った。

http://www.janjan.jp/culture/0609/0609240680/1.php



<ちいさなさなかは もっとちいさなさかなをたべ
 いのちはいのちを いけにえとして
 ひかりかがやく
 しあわせはふしあわせを やしないとして
 はなひらく
 どんなよろこびのふかいうみにも
 ひとつぶのなみだがとけていないということはない> (黄金の魚)
[PR]
by 907011 | 2007-05-27 09:55 | Comments(0)

取捨選択

ニンゲン一人が
目にすることのできる風景は
たかがしれている

ほんの一部に過ぎないのだ

そんなことをすぐに忘れてしまう
「世の中には知らないものの方が多い」ということを
何度も思い知らされているはずなのに
何かをしたり、見たり、聞いたりしていると、
それはすっかり頭から消えてしまう

だから触れられるものを尊敬する

目の前の風景
圧倒された瞬間の感動
静かな時間。
[PR]
by 907011 | 2007-05-10 06:22 | Comments(0)

楽リンク。

何でも楽しむこと

そうか
何でも楽しむことだったのか
すべては楽しめるかもしれないってことだ

「楽しめるかもしれない」という輪のなかに
日々のいろんな出来事は入っているんじゃないだろうか

今日これから目の前で起こるあらゆることも

一見悲しそうに見えることも
苦手だなあって思わず逃げたくなってしまうようなことも


知らないことを体感することがおもしろいのであって
知っていることは ボクにとってそれほど重要ではないような気がしている

世の中知らないものの方が多いということを知っているだけで
知るという行為がどれだけ楽しくなるだろうか

何でも楽しむことは
表現することにつながっている

過剰な情報に振り回されずに
今目の前にあることに全力を尽くしたい。
[PR]
by 907011 | 2007-05-01 06:57 | Comments(0)

一つずつ体感するしかないのに。

<欲しかったら、ぜんぶ捨てなさい>
(『調理場という戦場』)


一見しただけで欲を持ちすぎてしまう。

一つずつ体感するしかないのに、
欲張った挙げ句に体力不足であきらめるので始末が悪い。

人一倍集中力がないので、
欲が張ってはストレスがたまる。

過度な情報や見栄えを適度に捨てて、
自分のわずかな思いつきを大事にしたいものです。
目には見えないものや、そうでないと手に入らないものの方に
自分はありがたみを感じるから。
[PR]
by 907011 | 2007-05-01 06:51 | Comments(0)