山中記

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やまんか。

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車満載で山中へ日帰り。

車はここまで。
何もしてないところはまだ足元にかたい雪が30、40センチ残っている。
今日はこたつや机などを担いでお引っ越し。


昨日は長岡市役所にて転出証明書なるいかにもしっかりとした書類を正しくいただいて、
こちらもしっかりと身を引き締め直し、眉毛などもひときわ凛々しくなる。
処分や片付けに凛々しく励み、夜は「菊正」さんでごちそうと酒をきりっといただく。

あと5日で山中の人となるであろうその前に、
お世話になった居酒屋を巡礼したい。
いやいや、この問題は長期的な私的宿題ととらえ、引っ越し後もフレキシブルに対応してゆきたい。


明日から鶏小屋などの掃除と障子の張り替えします。求む、ヘルパー。
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by 907011 | 2011-04-21 12:10 | 携帯から。 | Trackback | Comments(8)

敬称略。


暁を覚えずなまま、一週間があわあわと過ぎていた。嗚呼、春。
青春18きっぷでゆく、無職3人善光寺と美術館と昼酒の青春旅、
ひじょうにおもしろかったです。
時間や手間っていいものね。
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長野から戻って、
土曜は成願寺のひとたちが公民館で送別会を催してくれて、
翌実の二日酔いが治りかけた頃合いに、三条で田中優さんの講演を聴き、
その熱冷めやらぬ月曜は、職場の歓送迎会でふたたび記憶を飛ばしながら帰宅。
最近深酒が続いてしまってます。

飲み会のさ中、
うちの前の坊さん(住職が成年部)がタダで御経をあげてあげるから
6月頃に成願寺で挙式しないかいと提案される。どうしたもんだろうか。
それはさておき、
ユウ(田中優)さんはじつにいい声をしていた。ユー、いい声。

ユーの話を聞いて、
「森がある、山があるということは、
それ自体がすでに豊富なエネルギーを持っていることなんだ」と、ミー、気付かされた。

逆を言えば、
たとえば、自然と注ぐ光も、吹く風も排除したり防いだりしながら、
別の光や空気やその気温を、更なるエネルギーを消費しながらつくるというロスはけっして小さくない。

ただ、そういう勢いで違和感を持った対象を否定だけすることではなく、
「流出を見直して、地域で自給をしてみることが大切」とユーは(いー声で)言っていた。


 * * *


世の中のさまざまなやり取りを”物々交換”という視点で見てみるとおもしろい。
個人の時間とあらゆる経済、エネルギーもそう。

たとえば、決して便利ではなかった頃に成立していた、山の地域と海の地域との資源の交換。
昔何が行われていたかが、あらためてこれから見つめ直されるのだと思う。
その上で、自給された自然エネルギーと何がしかとの物々交換ということもこの先起こるかもしれない。


何かと何かとのやり取りは、必ず「対価」でつながっていると思います。
時間、手間、お金、言葉、表情、エネルギー。
続いていくやり取り、続いてきたやり取りには、そういう意味があると思うんです。

その対価が目に見えにくいものであって、
もしも麻痺して、感じ取れなくなってしまったものがあるとすれば、
それは途端に「無いもの」になってしまう。
報われない対価、浮かばれない対価を再確認することは、
無いものねだりとは異なるものだと思います。


手帳にメモした言葉が断片的すぎて我ながら「?」と読み返し、そのようなことだろうかと推測しました。
       ↓
<木のないところに火はつかない。
 つまり、本来、木のないところに煙は立たない。>



自分と誰かのやり取りや、
誰かと誰かのやり取りもまた、
必ず何がしかの対価でつながっていると思います。


 * * *


引っ越し、ゆっくりじんわり進んでおります。
こっちの家が荒れ放題だったから、すっきりしていって嬉しい。
今日はこれからなおも荷物(と鶏)を積んで山中に行ってきます。

前回いったときに、
太陽熱を利用すべく、もみ殻くん炭を畑の土上の雪にかけてきたので、結果が楽しみ。
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今朝、「自分の酒」を瓶にうつす。
一升八号ほど。
この酒が新たなナニガシカの物々交換につながれば嬉しいですが、
酸味が強すぎて、通好みな酒になりました。
難しい。

物々交換のことは、
自分が口にする食べ物のことが、いちばん見つめやすいような気がしてます。
距離や時間や手間。
お金、エネルギー、表情。


<システムを変えるチャンスが1日に3回ある
 世界は変えられる ひと口ずつ>
 (映画『フードインク』のメッセージより)
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by 907011 | 2011-04-13 04:33 | Trackback | Comments(10)

ゆかねば。

隠居生活7日目。
昨日も畑の雪堀りをした。
空豆は寒さに負けたようだったけど、
ニンニクは無事だった。深まる愛着。
鶏の床材(鶏糞、わら、米ぬか)を追肥して土寄せを後日。
やっぱり土の近くにいるのが好きなんだ。

二日前に仕込んだドブロクは、麹が日にちを置き過ぎたか、
酸味が強かったので乳酸菌入りヨーグルトを少し投入。
スーパーのヨーグルトは品薄のようだった。牛を飼いたくなる。

マスコミによる恐怖(ニュース)と消費(広告)の連鎖を
映画『ボーリングフォーコロンバイン』のなかでマイケルムーアは説明していたけど、
それに近い構造が現在も起きているのかもしれない。
結果、雪崩のように発生する買い占めという行動は、
こういう事態だけではなくて、日常の心理のなかにもつながるものがありそう。
その一つとして、あらゆる押し付けと買い占めは似ているなあと思ったりもした。
『ボーリングフォーコロンバイン』に出てきたマリリンマンソンのインタビューは刺激的だ。


 * * *


週末は山中に引っ越し準備にいってきた。
雪はまだまだ残っていて、空き家になっていたために2メートルくらいある。
豪雪といわれる山間の集落の何がいちばん難儀なのかというと、
要するに雪を捨てる場所投げる場所がないことだということがよくわかった。
天気が良いので貸してもらった機械で家の屋根の上に雪を投げる。
馬屋を当面の玄関にすべく、階段を掘る。
水道の元栓も掘って開通してもらった。
ついでに畑の土も意地になってスコップ一つ分だけ出してきた。

帰りに名古屋コーチンが3羽加わり、19羽の鶏軍団になった。
けっこう大変。

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昨夜、断髪して、ふたたび坊主頭。
心機一転。すっきり。
朝寝ぼけながらに鏡を見ると髪がなくて一瞬驚く。

「青春18切符の余りが3枚あるからどうですか~」、
というありがたいお誘いが降ってわいたので、
鞄にワンカップとイカをありがたくしのばせて、大きなお寺詣りなどしてきます。
無職三人青春旅。
こういうときこそ、好きなもので好きなことで、落とそうお金。
ありがたい。ありがたい。
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by 907011 | 2011-04-07 05:40 | Trackback | Comments(10)