山中記

<   2011年 09月 ( 15 )   > この月の画像一覧

間。

10月。
いろんな催し物が重なる収穫期。
あれもこれもこれも見たい行きたい食べたい呑みたい。

あの人に会いたい、この人にも会いに行きたい。が、
もし車が無ければ、どうだろうなあと考えると、がくっと申しわけない気持ちになる。
歩けないだろうな、あっち行ってこっち行ってというのはまず考えられない。

モノとモノにはそれぞれの「距離」がある。
”あるモノ”が生まれる背景、そこからの年月がある。
そして、”もう一つのモノ”にも同じように背景と時間の経過がある。
それぞれの違いは文化とも歴史ともいわれる。
だから、モノとモノとの間には、それぞれの距離がある。

山と海ともそうであるように、
伊藤さん家と、隣の村田さん家がそうであるように、
ヒトとヒトにも距離がある。背景があって、時間の経過がある。
つまりは違いがある。凸凹がある。

集落と集落とは距離を挟み、距離を囲み合って点在している。


 * * *


離れているものと離れているものをつなぐ、ただそのどっちでもないところに「間」がある。

「間」は取っ払われがちで、
「間」は余計なもの面倒なものとして省かれていくのかもしれない。

「さて困ったな」という現実と、
「こうなったらいいなあ」という先との間に、
ちょろちょろ動いて今の自分がいる。
時と時の間に、自分と隣人の間にいて、あやふやな思惑をふくらましていたりする。

でもどうやら、意味というものは「間」にありそうだ。

「間」の時をつくりたい。

なんてことを、雨と晴れとの間に思うのでした。



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<「二つのものがあり、そこで初めて
 『あいだ』ができるというのが普通の考え方だが、
 実は『あいだ』がまずあって、
 それが両側に二つのものを作り出すと考えたい」。
 「私」も「他者」も、
 精神という現象が現れるこの「あいだ」から生まれてくるというのだ。>
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by 907011 | 2011-09-30 07:01 | Trackback | Comments(0)

長月末。

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予報が当たって、4時半ころから雨がぼたぼたと落ちてきた。
今日は風もだいぶ出るとの予報。

コンバインの袋を干せて良かった。

稲のこと、草のこと、水のこと、土のこと。
米作りって究極の連作だと思う。
シンプルだからこそ難しく、農法も際限なく増えてしまって、
だから傍で聞いていると、田んぼの話って年中尽きないんだと思う。

それがまた生き生きと、じつに楽しそうに。





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昨日。
卵を置かせてもらうべく、塩沢の麦麦ベイクさんへ。
ひそかに楽しみにしていた、麦麦さんの稲架の門。
来週のお休みに稲上げるんだろうか、今がシャッターチャンスです。

「すごかったよー、草が」と笑ってました。
日曜日の消防の一杯のときに、
「子どもがいるとどうしても休みの日に田んぼじゃなくて
海とかにも連れて行ったりしてあげないかんのかなあと思ってしまうしな」とお父ちゃんが話していた。

何かを新しく始めながら、同時に子育てをしている人を尊敬します。

<イメージを豊かに湧かせる人は、
 「実現」にはあんまり興味がなかったりするものです。

 「実現」を得意とする人は、
 イメージを広げすぎることを怖れたりもします。>
(おとといの「今日のダーリン」より)

なんだか両方当てはまるかもしれんなあと残念に感じました。
でも、この目の前をどうにかすることが、しかと日々の充実につながっていて。

手を動かしているときにもっとも想像力が働く、という言い方がしっくりきます。


昨日、一人仕事。
久々に林に入り、竹を倒した。
一月近く前に払って積もった枝葉からだろうか、バナナのような甘い発酵臭がした。
軽トラを停める畑のコスモスが背高くなっている。
蚊もまだやる気が感じられる。

9月最後の一日。
筋肉痛。
筋肉痛には、身体を動かすのが良いらしい。
という説が自分にも当てはまれば、ありがたい。
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by 907011 | 2011-09-30 06:50 | Trackback | Comments(2)

転載の秋。

明日から天気が崩れる模様。
サツマイモを掘りたいけど、来週以降にしようか。

「今年はサツマイモまで手を出さないでおこう」と決め込んだつもりだった矢先に、
立ち寄ったホームセンターで結局発作的に買ったんでした。
手帳を見たらば6月10日に定植と書かれてあるから、すでに110日くらいになる。
収穫の目安は100日らしい。
これは累積の温度による日数のようだが、山中の気候や今年の天候と比較するとどうなるんだろう。

やはり暇見て試し掘りというのが一番良いんだろう。
稲刈り前に端っこのを一本掘ったら上出来だった。一気に食べた。
ちなみに、遅くなるとイモが割れたり、食味に影響するそうで、
そろそろモグラかネズミもかじったりしてそう。
野菜の旬というのは、本当に一瞬のものだ。

先日、「じょんのびツーリズムの会」で話に上ったサツマイモ飴もつくってみたい。
ツルを刻んで鶏の冬の保存エサにしたい。
もう少しつくらねば、時間を。
山で暮らしてみると、”カネのために働く”という時間は不要だという実感が強くなる。
より生活につながり、自分の無知や手の回らない点を補う時間をつくっていかないと本末転倒になる。


 * * *


いつも興味深く読ませてもらっているブログ、「はやかわ Antique & Crafts 帖」さんより転載。
行きたいなあと思った催し物2つ。



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【焔祭(ほむらまつり)】

◎ 2011.10.1(土)~10.2(日) 初開催!

 入場、キャンプ全てフリーの参加型アナログ系イベント!
 とにかくどんどん気軽に遊びにおいで!!みんなで作ろう焔祭!!!

▼●▼開催日時▼●▼
 10月1日(土)13時~2日12時頃まで

▼●▼開催場所▼●▼
農と縄文の体験実習館なじょもん
 新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡乙835
 TEL:025-765-5511

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▼●▼開催趣旨▼●▼

 焔祭とは??

 3月11日に発生した東日本大震災を契機に、日本国内だけでなく、
 世界の人々が今の『暮らし』を見つめ直そうと、考え、工夫し、
 情報を共有している。
 便利なものだけを追い求めるのではなく、
 人々がこの地球上で生きていくために本当に必要なものを
 探求する時がやってきた。

 現代で暮らしていく上で電気はとてもありがたいもの。
 いつもお世話になる。そしてこれからもお世話になる。
 しかし、電気よりも前からお世話になっているものを改めて考える。

 それが『火』。火があることで夜も明るくなり、料理もできる。
 そして何より暖かい。

 この焔祭では、火を大切に使うことを目的に、
 火を囲み、様々な体験を通じて、『縄文』時代から継承される
 『暮らし』のルーツをみんなで考え、学び、心の豊かさを育む。

 火を囲み、音楽を聴き、歌い、笑う。
 手仕事を学び、その技術を伝え残していく。
 そして、大地の恵みを火と共に大切に食す。

 街灯一つない縄文ムラという最高のアナログ環境で、
 ゆっくりとその『時』をみんなで共有し、楽しみ、
 そして伝えていく。その広がりがやがて輪となり繋がっていく。
 
 それが【焔祭】です。


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▼●▼楽しみ方・注意点▼●▼

・焔祭は参加者全員が主役です。常に頭のアンテナを張り、
 この環境でできる楽しいことを自ら沢山見つけましょう。

・焔祭を入場無料で継続実施していくために、
 飲み物の持ち込みだけはご遠慮ください。

・ゴミ問題に取り組んでいきます。
 ゴミ箱は用意しませんので、各自お持ち帰りください。
 また、マイ食器、マイカップをご持参していただけると助かります。

・ここは自然環境豊かな会場です。
 自然界のルール、社会のモラルはしっかり守りましょう。

・駐車スペースが限られています。
 できる限り相乗りで参加していただけると助かります。



 * * *


秋はいろいろ集中しますねえ。

今朝、たまたま藤と葛(クズ)の花の違いが気になって調べていたら、
「カットウする」の葛藤って、まさしく葛と藤だったんだなあと今頃気づかされた。
枝がもつれ絡むところから葛藤の語が生まれたらしい。

その後、完全に脱線して読んだおもしろい文章があったのでこれも一部抜粋。
学校のセンセイでしょうか。

<葛藤とは、さまざまな気持ちが、心の中でからみあう状態をさす。
 心理学用語としては、
 ①プラスとプラスの葛藤、②プラスとマイナスの葛藤、③マイナスとマイナスの葛藤の三つに分けられる。

 ①は、二つしたいことがあってどちらかを選ばなければいけないという贅沢な葛藤である。

 ②は、何かをしたいが、それにともなっておこることは避けたいという葛藤である。
 その例としては、「ふぐは食いたし、命は惜しし」とか、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ということわざで説明した。
 ③は、いやなことが二つあるがどちらかましなほうを選ばなければならないという葛藤である。
 これについては、生徒たちに例を挙げさせることにした。
 一人の女子が答えた。
 「志望校を落すのも浪人するのもいや」だという。
 大正解ではあるが、あまりにも切実なのでフォローはしかねた。>


藤も葛も繁殖力旺盛なツル性の草。
そういえば、春の道普請の時、藤に絡まれ、締め付けられて枯れてしまった木を何本も目にした。

アメリカでは、葛が電柱に巻きついて停電を起こしたりしているそうだ。
ちなみに、かの国でも「KUZU」と表記されるらしい。

自分の中に日々起こる葛と藤とのもつれ合い。
そのツルとツルをほぐしながらじっくり考えて見るのも面白い。


 * * *


もう一つ、はやかわさんが主催される南インド料理を手で食べるというもの。

同じく以下転載。


2007年に開催してから、
もう4年も経ったのですねぇ…
(写真はその時のもの)

都内在住の『とら』さんが、
本格的な南インド料理を作って下さいます。

それをひたすら食べる、
シンプルで美味しいご飯イベント(^_^)

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〔バナナの葉っぱで南インド料理を食べる会(仮)〕

2011年10月15日(土)19時から食べ始め
           at塩沢駅前つむぎカフェ

2011年10月16日(日)13時から食べ始め
           at石打舞子宝林寺

☆各回定員25名(お申し込み順)

☆参加費は、
 都内からの交通費、駐車場代、材料費、
 会場提供の方へのお礼の御菓子…など、
 必要経費を参加者さんで割ります。

 今のところ1,000円を予定しています。

☆つむぎカフェさんでは、ドリンクオーダーのみ
 各自実費でご負担ください。→会場費の代わり。
 強制ではありませんが、チャイあります〜♪


予想される
メニューラインナップ。

増える可能性あり…

1.サンバル
2.ラッサム
3.レッドキドニービーンズのオーラン
4.さつま芋のクートゥ
5.冬瓜のモール・クートゥ
6.じゃが芋のポディマス
7.ビーツのパチャディ
8.ミックスベジタブルのクルマ
9.キャベツのトーレン
10.ワダ
11.イディアッパム(ストリングホッパー)
12.ココナッツチャトニ
13.トマトチャトニ
14.茄子のアチャール
15.揚げパパド
16.バスマティライス
17.カードチリ
18.お菓子


早めに会場入りできる方は、
調理補助で参加してみて下さい。

珍しいスパイス、食材、未知の味、
趣味で料理してる方もプロの方も、

得るモノがあると思います。

あ、そうそう。

南インド料理は肉魚なしの、
ベジタリアン料理です。

だけど、すごーーーく地味滋養。

菜食者さん大歓迎!

【参加希望される方は、メールか口頭にてm(_ _)m】

*「はやかわ Antique & Crafts 帖」ブログトップ画面にアドレスあります。

色んなイベントとかぶる週なので、
ご飯時間の予定として、
組み込んで下さいな。



 * * *


以上。
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by 907011 | 2011-09-29 06:11 | Trackback | Comments(2)

山秋楽。

昨日。
ご飯食べて昼寝をしていたら、エホバの人が「目ざめよ!」を持ってきた。

目ざめよのありがたい文章を数行読んで再び寝た。


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秋のこの時間。
稲架(はさ)掛けにフェティシズム*を感じるヒトもいるでしょう。

山中のうちの近所。
昨朝、山に行く前の撮影時間5分写真集。

*フェティシズム:人類学・宗教学では呪物崇拝、経済学では物神崇拝、心理学では性的倒錯と訳される。
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うちの目の前のなおんじのはさ。
鶏をいつも遊ばせてもらってます。


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杉の若木を上手にやり過ごしているあたりが粋だ。


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道と石垣と稲架木の線がほぼ等しく平行であることをカーブミラーを眺めているうちに気付いた。
数学の証明問題的に気付いたのである。

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うちの上のごすけのはさ。
田植えの時にハルキさんが「うちの田は基本、手だから」と話していた。
家族総出で軽トラで行ったり来たり、はさがあちこち日々刻々と出来上がっていく。
屋敷が大きな稲架掛の三角形で囲まれる。
算数的に美術的に囲まれるのである。

一方で天日干しされた稲をはさから外す「稲あげ」もぼちぼちはじまってきた。
この季節だけの村の眺め、風の匂いも含めて、言葉にするのは難しいけどもとにかく、美しい。

この光景を守らねばとか増やさなくてはいけないのだとかいって、
なんとかディスティネーションキャンペーンとかプロジェクトとか、新しい力の入ったことを騒いだりもするけど、
でも単純に乾燥の機械のお金を節約するためであったり、自家用の食味のためであったり、
そういった方が、過去と今と未来の続いていく力として強いんだろうなと思う。

藤美屋の稲刈りはだいぶずれ込んで、昨日終わりました。
不思議なもので、稲が刈り終わるころになると田にとんぼが群がってくるものですね。
昨日お電話もらった方々スミマセン。
携帯メールをいじくっていたのを最後に、19時に布団で寝てました。


来年の秋、うちも家の周りに稲をはざがけしたいと想います。
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by 907011 | 2011-09-28 06:43 | Trackback | Comments(4)

夢追人。

今朝、くもり、二日酔い。

稲刈り手伝いのため用心していた連休だったけども、
長雨の影響でライスセンターに乾燥調製が集中し、受け入れが伸びてしまったそうで
結局、昨日の午後からやわやわと始まり。
代わりに、久しぶりにじっくりと畑に居ることができた週末だった。

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ゴマが採れ始めた。
なぜか黒ゴマは発芽できなくて、白ゴマだけ出てきた。
「手の冷たい人は心があったかい」というが、
白ゴマだけ発芽した人は腹黒いということだろうか。
一理ある。

少ない量だし、早いものは鞘がはじけ、遅いものはまだ青々しているので、ハサミで手刈り。
オクラやキュウリも順調に種が採れた。
ナスはこれからの天気と完熟待ち。

この夏は常に台所にナスとキュウリが数十個単位でごろごろしていた。
どれが自分の野菜だか分からないのは悲しい。
誰かやまんかに越してきておいしく料理してくれる友達でもあれば、
そのヒトん家に持っていくのになあ。
・・・そうやって人は野菜をつくってはせっせと人にあげるのである。


金曜。
稲刈り開始できないのでお義父ちゃんに代わりに何かありますか?とたずねたら、
じゃあ遊びに行こうかと、行った先が「狐の夜祭り」の事務所。

おとうちゃんたちが若い頃に集まって、栃ヶ原集落に伝わる民話をもとにしてつくられた祭りで、
夜に提灯を持って3kmほどの山道(栃ヶ原~漆島の旧道)を行列して歩く。
その他、昼からいろいろ面白そうなので10月9日(日)、身体の空いている人は是非。
詳細下に記します。

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祭りの目印でもある赤いのぼりを立てるのを手伝ったらすぐに昼になって、
ツキユメ食堂の超大盛りかつ丼をもらう。あとビールも少しいただく。
「ゆめおいびと」というのがこの集まりの呼び名で、
見ればたしかに高柳らしいやんちゃそうな顔ぶれ。

おかしいなあ。
「ゆめおいびとには近づかないほうがいい」
「一回入ったら抜けられないからな」
「やくざみたいなもんだ」と、おとうちゃんは言っていたのに。
おかしいなあおかしいなあと15回ほど首をひねりながら、
神社で清く正しくあぶられたスルメを清くかじり、正しくビールを飲んでいたら、
親方のヒデキさんから日本酒をなみなみつがれること、数杯。

昼寝して午後は、漆島~じょんのび村のあたりまでのぼりを立てて回る。

普段車で通る道路でも、歩くとやはり目に映る景色がぜんぜん違う。
「分かっていないことの方が多い」ということをわかっているかどうか、
すぐに忘れてしまう大切なことを、思い出すためのスイッチ的なものは、
たぶんその人なりに心身のどっかに何か所か潜んでいるのだと思う。

<人生の行路の秘密を明らかにしてはならないし、明らかにすることはできない。
 そこには、すべての旅人がつまずくところのつまずきの石がある。
 しかし、詩人がその石のあるところを暗示する。>
 (『ゲーテ格言集』)

便所のゲーテ、なかなか良いものです。


そんないきさつで、夜は澤田屋17時集合で”一杯”。
ジンギスカンとビールをよく呑んだ。
が、みんな昼のラーメンどんぶりカツ丼がまだ効いているっぽかった。

「ところで、直樹クンは当日何するの?」とケイキさんが奥の方で話をふっていた。
おかしいなあとやっぱり首をひねりながらかちわりワインをおかわりするのでした。


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昨日。

春に、「焼肉飲み会」と聞いて行ったらいつの間にか入団していた、消防の山中・塩沢分団から初召集がかかり、
朝5時15分塩沢のポンプ小屋に集合。8人ほど。
専用の長靴をもらう。あと、「ミエノ」さんの名札を臨時でもらい、ミエノ団員と化す。

役場にて岡野町・高尾などの分団と合流。50人くらいに膨らむ。
高柳にこんなに若手(?)がいるんだなあと一人感動と緊張。

消防の車に乗り、門出に移り、門出方面の分団と合流し、
総勢80人くらいの放水演習と部隊演習(正式名称分からず)をほぼ見学。
背筋を伸ばしてまっすぐ立つとか、大きな声で早口で話すといったことが、
おそらく不可能に近い生き物なのだなあ俺は、と実感。
見学しながら、自分が戦時中に産まれたらたぶんまったく適応できなくて、
地下活動とかに走ったんだろうなあと妄想していた。
塩沢の人たちもみんな話しやすい。

10時過ぎくらいから稲刈りの手伝い。
主に米袋を運ぶ。機械は早い。
午後から鶏2羽も参戦。
最近あまり外で遊ばせられなかったので、畦に出てきた新芽などを喜んで食っていた。
一服のせんべいも半分持っていかれた。

来春はいよいよ自分の田んぼを持てることになりそうで楽しみです。
一年ごとの実験を繰り返して繰り返して、
ニンゲンと鶏と畑と田んぼとで、自分なりに創ることのできる「循環」を描きたいと想います。

で。
夜はツキユメで消防の”一杯”。

みんなお酒を愛してやまない。
ビールをそこそこ飲んで、いいちこの一升がすぐに空瓶になった。

アキオ団長の
「ノンアルコールビールがあったから焼酎を割って呑んだ」という、
確実にお互いの良さを殺し合っている酒呑み話がうけた。


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<狐の夜祭>
以下、『るるぶ.com』から


狐の夜祭り
きつねのよまつり

2011年10月9日(日)

地元に伝わる「藤五郎きつね」という民話をモチーフにしたお祭り。
畳一畳の大油揚げを揚げ、約3kmの山道を提灯行列する。
おいなり、キノコ汁、焼き鳥、コシヒカリおにぎり、とん汁などが出店で食べられる。
栃ケ原会場:12時~17時30分、漆島会場:18時30分~21時。
道の駅「じょんのびの里高柳」駐車場よりシャトルバスにて送迎あり。
有料(お祭り協力金として1回100円)。

会場: 栃ケ原会場、漆島会場
住所: 新潟県柏崎市高柳町 TEL: 0257-41-2241
(柏崎市高柳町事務所地域振興課産業振興係)
公共交通: JR十日町駅から車30分
車: 関越道六日町ICから国道253・252号経由で60分 駐車場: あり
無料100台 料金: 無料


以上

今年で23回目になるそうです。
秋の夜の山。
幻想的な狐の踊りを見に来てください。
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by 907011 | 2011-09-26 08:33 | Trackback | Comments(4)

眺めるものさし。



だいぶ前の暑い夏の日。
”もんじろ(紋次郎)”のばーさんがお菓子をもらったからお前らにもくれると、
鳩サブレを持って、うちまで杖ついて歩いてきてくれた。
別の日に、今度はじーさんが「鶏たちに」と”いりご(くず米)”を2袋耕運機に乗っけてきてくれた。

もんじろからは春先にはじゃがいもの種イモも大量にもらっていて、
なんとか採れたイモのうち、どうにか良さそうなものを見つくろってお礼に持っていった。
柱や梁のごっつい家にお邪魔してお茶を飲みながらいろんな話を教えてもらって、
結局、帰り道に大量のミョウガをまた持たせてくれた。

山に寄り添って暮らしている人たちに、
自分たちの身体はまだまだ内包されていて、そうして暮らしている。


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やまんかの好きな空気というか、眺めというべきか。
歳を重ねるということはきっと、柔らかいこと。
立ち止まりながら、陽の射してそうな方へ。


 * * *


来客とイベントで、8~9月の週末は一週も欠かさずみっちりにぎやかだった。
非日常のなかに、自分の日常の時間を練り込むことがまだできなくて、
家人にもだいぶ負担をかけてしまった。


9月に入ってからずっと。
去年のほぼ日に書かれてあった「ものさし」のことをしみじみと思い返していて、
去年の手帳に筆圧強く残ったメモ書きを開いては、
「ううむ」とか「むずかしー」とか一人唸ってばかりいるのでした、平日。
でも、友達が来たりなんかするとネジがぽーんと飛ぶのでした、週末。


そうこうしているうちに、昨日19日、双子が産まれた。

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<ぼくらが使ってるモノサシがあります。
 社内で秘密に使っているものでもあるのですが、
 誰が使ってもいいや、と、ふと思えたので、
 発表してしまいます。


 「よろこんでもらう」を確かめるモノサシです。
 _______________________

☆じぶんと仲間 ☆取引先と関係者 ☆お客さまとその周辺 ☆社会と歴史
 _______________________
 
 それぞれの☆の横にある人たちが、
 「よろこんでくれる」と思えたら、
 ☆を★に塗りつぶします。

 ★★★★ の仕事は、がんばってやるべきです。
 ★★★☆ の場合は、まだ検討したいところです。
 ★☆★★ だと、長続きしないと思われます。
 ☆★★★ これは、うまくいきません。
 ‥‥というふうに使います。

 いろんなことに、当てはめて使ってもらえたら、
 これを発表したことが、ぼくらにとって★★★★です。>
(去年のほぼ日「今日のダーリン」から)
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by 907011 | 2011-09-20 06:50 | Trackback | Comments(0)

お米のくに。

門出の親戚から、ヒカリの新米をもらいました。

コンバインの脱穀部分の微妙な調整を誤ったようで、
もみがむけたり、米が割れたりしたものが少しだけ混じってしまったとのこと。
「一番いい田んぼだったのになあ」とお父ちゃんは頭をかいていた。
ありがたくいただく。
非電化工房の手回しのもみすり機を買おうかどうか、行きつ戻りつ葛藤中。

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教えてもらった通りに、すぐにござに広げて乾燥させる。
真ん中から両手を使って米を広げると、日本庭園(枯山水?)みたいだ。

本当は茣蓙(ござ。イグサでできた畳表みたいなもの)じゃなくて、
筵(むしろ。ワラを編んでつくる)を使った方が、より乾燥が早いそうだ。
ぜんまいもござよりむしろの方が乾燥が良いらしい。

稲のはざがけも今は単管やビニールのロープでつくられるものが多いけど、
木や竹に比べて、わらが焼けるという人もいる。

自然の素材は呼吸する。

昨夜。
骨折療養中の大工のタカオが松葉づえつきながら山中に来て酒。

「今の家は雨合羽で、昔の家は傘だと思う」と話していた。
カッパは雨は完全にはじくけど、着てる内側の身体には風が通せず不快になる。
安く大量生産されていく近代住宅もまた、どんどんと高気密になっているという。
たとえば、和室の畳が湿気を吸ってくれても(一畳でコップ3杯分くらい吸うらしい)、
風の通りがないとそれを吐き出す条件がそろわなくて、
いくら良い畳を入れたとしても、本来の特徴を活かしきれずに傷んでいくそうだ。
木を見て森を見ずみたいな話だなあと思った。

いま、スーツやカッパに小型の扇風機を付けて風を送り込んで、不快をしのぐものがあるけど、
家にとってのエアコンがちょうどそんなものだろうかと考えさせられた。

家づくりは昔は夏の風通しを基準として最優先されたという。
今は逆に冬の蓄熱や気密性が優先されてつくられているそうだ。

おとといの夜。
松代で農業見習いを始めたときに出会った建築博士(祝の酒と卒論をお土産にいただいた)、
ハセガワタカシが山中に泊まりに来てくれて、じつに久々なもんで、痛飲。
なんでフルネーム?と家人に聞かれたが、ハセガワタカシはハセガワタカシなのだ。
名前連呼してゴメンナサイハセガワタカシ。

やまんか着いてそうそうに薪候補の木たちを運ぶのを大いに手伝わせる。
「だまされた・・・」と博士は15回くらいつぶやいていた。
その後、盛大に焚き火をしながら0次会(まだ飲み会前の仕事中の酒という位置づけ)とした。

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「イトーさんは相変わらず変わってなくて安心した」と言われて安心する。
いわれてみると、変わってないかもなあ。

人のご縁というのはおもしろい。
だいたいが酒縁だ。


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この前、竹を切り倒して枝を落としていたら、小さな鳥の巣を発見。
うちのひなを入れてみるが、鶏には小さ過ぎた。



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by 907011 | 2011-09-19 07:41 | Trackback | Comments(2)

ヤギ欲しさ。

一週間って早いなあ。
と、しみじみ思っていたら、じつはそれが二週間前のことだったことに気付いた夜明け。
さらに倍速で早いなあ、日々。
・・・倍速?

昨日。
早い時間に親戚に用事があり、7時開店直後の麦麦さんでパンを買い、門出へ。
(麦麦さんを丁寧にご紹介してくれているページがありました。『べんりや日記』さん
うちの鶏たちの卵も、「藤美屋の卵」として置かせてもらってます。

麦麦さんは自分たちの手で田んぼをされていて、
秋に、稲の門みたいになるはざ掛けは感動的な光景です。


門出に着き、稲刈りで助っ人も来て大忙しの親戚宅でいろいろいただいたり、米のことを教えてもらったり。
その後、門出のライスセンターを運営している、さらに忙しそうなキヨシさんのところにお邪魔する。

ゆきちゃん、今朝は「お」をもらって食んでいた。
この辺りではカラムシ(=青苧)のことをなぜか「お」という。一文字。お、って・・・。

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短時間だったけど、生まれて初めての乳しぼり(たしか)。
慣れたら楽しそうだ。

噂には聞いていたけど、ゆきちゃんは本当に「うめぇ~うめぇ~」っていっていた。
うめーっていわれながらしぼられたお乳は、
町の人にも好評のよう。


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この間の民泊の飲み会で、けっこう
「昔のヤギ乳は青臭くて(餌が圧倒的に草ばかりだったから?)、苦手だった」という人が多くて、
でも、ゆきちゃんのはその匂いがないそうです。
その月ヨメで出たり、よそのうちでごちそうになったヤギ乳チーズがうまかったので、
さっそく家人が試行してくれてます。

だから、明日はこれで酒を飲む。
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by 907011 | 2011-09-16 06:20 | Trackback | Comments(4)

一服。

9月13日生まれの名前の件。
913
 ↓
9B
 ↓
qB

という素晴らしく画期的かつ斬新なデザインにより、「qB」となりました。キュービー。

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でも、家人はかたくなに首を縦に振ってくれないです。



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竹の葉をもいで、お茶の試作品づくり。
水で軽く洗って、干す。我流の半日陰・風乾燥。

翌朝、土鍋などで焙(ほう)じる。
あとは、お湯を注いで煎れる。

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竹と言われれば竹のような青い香りも少しだけする。
柿の葉茶と同じような若干の酸味もする、ような気がする。
いざやってみると意外と奥の深い味。
健康茶とうたえるお茶としてはかなり飲みやすい方だと思う。

これで竹切って水筒めいた器でもつくって使えたらそれで十分だと思う。


お茶っておもしろいねえ。
手軽お気軽。

夏の麦茶の需要って田舎も街場も関係なく大きいので、
そうか、自分でつくれるようになればいいんだ大麦。
・・・と、朝日を見ながら、鼻の下のひげを左手親指と人差し指とでピーンピーンとしごきながらたくらむのでした。

やってみます、この秋。
種まきのやり方と場所をこれから考えてみるので、お手伝い随時募集。
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by 907011 | 2011-09-15 06:54 | Trackback | Comments(2)

もうひとっつ。

昨夜。
惣次郎(そうじろう)で酒を飲んで帰宅。
役場のイサオさんが『じょんのびだより』の校正を持ってきてくれていた。
だいぶ直しが入ったなあというのが感想。さて、どうしたもんかねえ。

そんな夜に、もう一つ産まれた。
名古屋コーチンの子、茶色。
名前はまだない。


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9月13日生。
9.13・・・
9.1.3・・・
九・一・三・・・
キュウ・イチ・サン・・・

「久一さん」、違うな。

9と1と3を頭のなかで転がしながら竹でも切ろうかと思います。
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by 907011 | 2011-09-14 07:45 | Trackback | Comments(2)