山中記

<   2017年 04月 ( 17 )   > この月の画像一覧

超。

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昨夕の山中の空写真。
よーく見ると、中央に小ーさく写ったものは何でしょう??


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昨朝。
今春に超天然うっかりミスで一件”やっちまった”M・イトーと連れ立ち、
N・イトーの軽トラで高尾集落へ。
Wイトーでだいぶ前に頼まれていたM・セキヤさんの手伝いに行く。
2時間ほど、プール育苗用の苗を運ぶ。

散水後、ワリフとシルバーのシートをかけて終了。
シルバーのシートは2,3日で外すとのこと。
過去に1日外すのが遅れて200枚くらい全滅したことがあり、
「すっごい、酸っぱい臭いだった。」そうだ。

Wイトーで我らの山中に無事帰還する。
天気好し。
しかし、風はやたらと冷たい。

午後、マサオ先生のさまざまな品種の苗箱に覆土、200枚くらい。
午前中に超天然うっかりミスで100枚くらい、
モチとコシイブキの種が一瞬にして混じってしまい、これも全滅。
「俺もぼけちまったなあ。」と苗買う算段をマサオさんがしていた。
16時に解散。天気好し。


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夕方。
富山・蒼井谷の音楽家・タキザワさんが来られて、
山中を空撮してもらう。

集落の天頂、”きんねん”前のドローンとタキザワさん。


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仙田トンネル前のドローンとタキザワさん。
ここから始まる山中の眺めは、
ぐるぐるハウスのお二人が始めて高柳に来られた際に
「じつに印象的だった。」と一推ししてくれるスポットでもある。
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”はちべえ”前あたりのドローンとタキザワさん。
ドローンは賢い。

うっかりとはちべえとが混在した一日だった。




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by 907011 | 2017-04-24 05:08 | Trackback | Comments(0)

独活。

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昨日。
苗づくり仕事3人2時間して106枚運び入れる。

一族郎党、長岡へ。見舞いと言祝ぎの両方にゆく。
懐かし、長岡。
春農繫期の終わりにまた会議でゆくので泊りたい。

長岡時代の心のともだち・タカオが国際結婚する運びとなり、
昼飯を食いながら根掘り葉掘り、聞く。
タカオの生き方もかなり興味深い。
そしてなおも今秋あたりから「渡米できるかな編」に突入するとのこと。
短い時間だったけど前回タカオが山中にふらりと来てくれてから、
すでに3年も経ていた時間を忘れるひと時でもあった。
それにしてもすごい決断だと感心した。

帰り道、半分寝ながら野菜苗を数本買う。
ワタシは畑がしたいのだった。

夜、ウドをかじって酒を飲んで寝る。



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by 907011 | 2017-04-23 05:24 | Trackback | Comments(0)

苗づくり(記録用)。

「山中の田んぼで苗箱×在来(田に苗代をつくる)のやり方で
 苗100枚できるかな」教室
先生:石塚昌雄さん(いずみや)、村田文雄さん(まごすけ)etc.


①平成29年4月4日:浸種はじめ
 種もみ10kg¥5,864
 籾入れる袋2枚:¥60
 ・約10日間

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②4月14日(夜):催芽はじめ
風呂のお湯34℃に浸ける
15日(朝)水温29℃
15日(夜)水温33℃

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4月16日(朝)発芽した。
    (昼)タフブロックに浸ける。希釈200倍。
4月17日(昼)いったんあげて撹拌(タフブロック微量追加)
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<タフブロック:
 タフブロック®は栃木県農業試験場がいちご圃場から分離した
糸状菌タラロマイセス フラバス菌を含む水稲種子消毒用の微生物防除剤です。
育苗場面で発生する多くの病害に高い予防効果を示します。
農薬成分にカウントされませんので、特別栽培農産物生産など、
より安全で高品質な農業生産物を求める消費者のニーズに応えることができます。>
グリーンジャパン・ホームページより)


③4月15日(土)
土(べと)合わせ
・床土20㎏×5袋に対して、
・中苗肥料2㎏
・くん炭 肥袋で一袋半(ふるいをかけた後に使用)
を混ぜて箱詰め。一回あたり33箱程度できる。

30枚ずつ積む。

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4月16日(日)苗箱詰め終了後、覆土をつくって肥やし袋に詰め、置く。
覆土は床土とくん炭(少し減らす)のみ。
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④苗代づくり
4月14日(金)耕起
※本来、苗代づくりを始める10日前くらいが良いとのこと。
 発芽して播種後すぐに田に運び入れるため、
 (決算予算や各種申請書類の〆切等も同時期)スケジュールを立てるのが、
 畝立てと同じくらいに難しい模様。

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4月16日(日)
外側の畝づくり

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4月17日(月)
昨日のつづき
畝づくり(畝間の泥上げ)平鍬
上げた土をマンノウ鍬で砕き均す
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水掛けながら板で均す
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平鍬で叩く、均す
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水をかけて高低を見て、低いところへ土を投げる
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仕上げ均し
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4月18日(月)
育苗作業なし。終日、頭が隠れるくらい水が張られていた。

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⑤播種
4月21日(金)
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数時間前に揚げて水きり、現場で広げて風乾する。

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播種機でガラポン抽選会のようにくるくるくるっとまく。
端部分が薄くなったりするので手で仕上げ。
風乾がうまくできず濡れているとまき方が薄くなってしまい、
余分に時間がかかる。

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同じ播種機で覆土もくるくるくるっとまく。
覆土の場合は3回走らせる。
これも手で薄い部分を仕上げる。
3人だとちょうど役割分担できて手を休めずに進行できて良い。
1人だったら道具を一枚ごとに置いてやらねばならず、
枚数重ねるには気の遠くなる作業。


⑥苗運び、入れ
4月22日(土)
前日(もっと前か)から落水して畝が出ているように水位を下げる。

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はじめに両端に二枚ずつ並べて、真ん中の線を縄でとる。

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片端から奥に向かって1枚ずつ、中盤より先は2枚ずつリレーして渡す。
3人いるとここでもやはり良い。
車から畦まで運び手1人、田の中で渡す選手1人、並べる先生1人。
田の中の二人は終わりまでなるべく畔に上がらない方が良い
(田の中の泥で運び手の足が滑るから。持ち込まない、持ち出さない。)

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並べた後、覆土を持って入り、最終確認して薄い部分にまく。
もう一人が焼きヌカを持って追いながら、苗箱一面に散布。
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ワリフをかける。
田の中2人組。

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有孔ポリも同様にかける。
両端と片側(風の当たる側)を埋める。

苗代につくる畝の向きを考える際は
方角ではなく、風向きで決める。
強い風に対して、ワリフと有孔ポリがまくられないように片側を埋めて備える。




<宿題>
・くん炭を昨秋つくれなかったので、春に籾殻を焼けるか





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by 907011 | 2017-04-23 04:51 | memo | Trackback | Comments(0)

春祭。

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山中の春祭の朝。
6時に出、神社に朝の参拝にゆくとすでに5,6人社の中で盛り上がっていた。
神事にあたり狛犬と化したフミエが
神社の大杉の根っこの穴でケモノ探しもしてくれていた。
狛犬相棒、随時募集中。

ガクは「保育園休んで祭りに出よう」と甘い誘惑をされながら、
太鼓の外側の「かっかっかっか」という部分を入念に叩いていた。

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4時半に水を切りはじめ、
8時、筋をまく。
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106枚の苗箱ができた。
祭の日にがつがつ働いて良いものかどうか、
筋まきをしながらふと気付いてしまった。
まあ休めといわれたにせよ、
どの道、天気見ながらの仕事が続くので誰も休まないだろう。

 * * *

剱(剣)神社で清けき春祭。
矢代神官さんに祝詞をあげてもらう。
毎春、毎秋にやりながらも、玉串の奉納が毎度覚えれずにいて、
終わって直会(なおらい)の際に地酒を飲みながら、
いつも玉串のやり方についてレクチャーを受ける。

神事では真ん中の次に、神様の左(向かって右)側が右より重んじられており、
はじめに神官さんが真ん中に玉串を置くので、
二番目の俺は向かって右に置く。・・・ところを左に置いた今春。
秋にまた読み返そう。

マサオさんは山中最後の語り部でもあり、
直会の際に話していた「お稲荷さまは狐が神様ではない」という
(神官さんとの)話しは勉強になった。
「お稲荷さん=油揚げ=キツネの神」という構図で
もはや四十まで生きてきてしまったので衝撃的だった。
(「狐は狛犬と同じ神の使いという位置づけです」と神官さんが補足してくれていた。)
やや疲れた身体に昼酒と祭礼の話とブナの芽吹きがよく染みた。


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直会後、もろもろ撤収作業をして、
区長は現在廃村になったかつての村田一族の集落・岩野へ。
岩野に「諏訪さま」の小さな祠が残されているので、
落とし板を外して掃除をして、幣束を新しくする。

毎年8月27日に”ごすけ”の故・スミばさが来ていたけど、
今夏は誰も参らなくなるだろうか。
秋祭の際にふたたび板を落としに来る。

神事を終えて帰路、軽トラの荷台に小さめのウドが4本転がっていた。
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夕方。
自分の本職の方の田んぼの本拠地・月ヨメ沢を巡視。
これまでと違う雪と山崖の崩れ方で木が倒れ、堰を止めていた。

奥の田にも沢をまたいで残雪が橋になって、
崩れた山の土砂枝と田んぼをつないでいて、
しばらく片付けでまた時間を食うなあと考えあぐねていたら、
奥から”さんしょ”が現れて、「俺の田はまだ2,3メートル雪だった。」と
にかっと笑って言った。


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神頼み、完璧。
明日あたりから6月まで今年もどっぷりと農繫期(怒涛の春編)に突入する。







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by 907011 | 2017-04-22 07:05 | Trackback | Comments(0)

剱。


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春祭準備、昨日滞りなく完了。
故・トクイチ翁が寄贈された幟(のぼり)がだいぶくすんできてしまったので、
これをサイズダウンして作り直そうかと提案あり。
生地自体の大まかなお見積り(もしくは有志の寄付か寄贈)をもらってから、
やりましょう。・・・で、誰が字を書くか?は謎。

簡素化を考える工夫は重要だと思う。
ただ、時折「ここももうなくなるんだから。」という言葉がついて、
考えることを放棄してとにかく難儀いものは廃止という声もあがることがあり、
その場は「う~ん」とお茶を濁して、帰宅してから悶々とすることが増えている。

個々の暮らしと、協働作業との違いをここにきて実感する。
集落維持にかかる協働作業のための、「力」あるいは「手」が
限界を超えて不足している現状を前にすると、
どうしても簡素化を選択せざるを得ない。
でも、安易なだけの簡素化は、
維持するための力や手を現存している実力から余計に減らしかねないとも思う。

減る一方であるし、衰えを隠せないわけですが、
その手にも、その力にもできる適度な小ささの協働作業の部分は
残せたらいいよなあと思う。

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旗立て後、ヘルプの連絡をもらい高尾集落へ。
ミツタカさんの育苗プールづくりを都合半日手伝う。
はじめてプール育苗のやり方をマンツーマンで教わり、為になった。
一緒に作業していると、だいぶ有効的に身に染みてくる。
教わるときに一番よく吸収できるのは、
まっさらな「0」の状態でなくて、
自分がそのことに対して試行錯誤したり足踏みしたりしている状況の時だ、
・・・というのが、もはや「教わる側」歴のみ40年という自分の経験則だ。

一服時にミツタカさんが、
「おまえはキヨシさんとか俺の今を見て、”すげえなあ”って言うけど、
 俺だってキヨシさんのやり方見ればすげえって思うよ。
 ただ、俺にしたって15年いろいろ失敗してきて今どうにかやってるんだから、
 今の姿だけ見てくれるなよ。すげえ苦労したんだから。」
とジャスミン茶を飲みながら話していた。

 * * *

いろいろ細々した用事で疲れ、寝落ち寸前の20時半。
能登のジョージさんから
「世の中からポテトチップスはなくなってもキャベツ太郎は健在。」
という酔っ払いメールが来て、無性にキャベツ太郎をかじりたくなる。

今朝未明。
寝床で目が覚め、イヤホンを耳に挿して吉本隆明さんの語る森鴎外を聞く。
講演が一つ終わり、
毎年恒例気力激減の冬に聞いたクラムボンの『便箋歌』を聞いていたら、
歌詞のおわりが「それより早く子猫を飼いましょう」
という言葉で、より目が覚めた。

「クラムボン」といえば、吉本さんの語る宮沢賢治論も相当におもしろい。




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by 907011 | 2017-04-21 04:49 | Trackback | Comments(0)

名前はまだない。

大風でコンポスト、下の畑まで吹っ飛ぶ。
昨夕は大粒のみぞれも盛大に降って白くなるかと思った。
薪の残、あと少し。

春祭にかかるお金の用意をする。
玉串料、弊束料、御車代と神社負担金で24,700円。
供物を今日の旗立て準備後に用意する。

旗立ても老人クラブ早朝の神社掃除も人手が不足し、
老人クラブより、幟(旗)は短いものへの作り替えと、
神社掃除にはより広く、
各戸から参加可能な家には複数人の参加やunder65歳の人にも
声掛けをしてもらえるようにとの下話あり。


<フランスとか向こうの国、まあ欧米社会といってもいいですけど、
そこでは、社会の構成メンバーが「生きている人間」だけなんです。
だから、自治をするとき、生きている人間だけで自治をすれば良いわけです。

そうすると原理的には、生きている人間が集まって議論をして、
自分たちのルールを決めて、それに従って行動をするだけでいいわけです。
実際には生きている人間が集まって話を始めると、
そう簡単には上手くいきませんけども(笑)。
ただ、原理としては簡単なんです。
(内山節講演会・2011年・高柳町)>



永くやってきたことの意味は消え去ることのないようにしつつ、
簡素化が求められる部分においては、
同時に、集落内での話し合いをしながら、
いまの最適なサイズを手探りして進めるべきだと思う。
ここから先は下手にケガすることのないように。


<ところが、日本の伝統的な社会の自治というのは大変面倒くさいんですね。
なぜかというと、社会の構成メンバーが生きている人間だけでない、ということなんです。
日本の伝統的な社会観では、まず社会の構成メンバーとして「自然」がある。

自然もまた、社会の中で発言権を持っている存在なんです。>


過疎より先にある「適疎」を考える善きタイミングだとも思う。


<もう一つの特徴は、
 「死者」が社会の中の構成メンバーであること。

 だから、なくなった人たちが遠くにいってしまうわけじゃなくて、
 なおも、ここでなくなっていれば、この辺りに居て、
 それで子孫たちを守っている、そういうところですね。>


山中に新たな住人が増えた。
一昨日の夜に預かった4つが(麦麦ベイクさんなど里親が見つかり)
1つになって帰宅した。
名前はまだない。



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<日本の社会観というのは、
 自然と、生きている人間と、死者という、その3種類の存在を構成メンバーとして、
 できあがっているわけです。

 そうすると、
 生きている人間の論理だけでものを言ってはならない、ということです。
 常に、自然の論理も反映し、
 そして、死者といってもいい御先祖様といってもいい人たちの意見も
 反映しなくてはいけない。

 だから、自治をやる時にはこの3者の意志を統合して、
 自治をやらなければならないわけで、
 これは大変面倒なことになってくるわけです。
 当然、会議をしたって自然と死者は発言をしてくれないわけで。

 それでも、結局こういう自治観あるいは社会観を持っていたのが日本の社会だった。>



大風で苗づくりの方は足踏み。
春祭を挟んで少しずつやる段取となった。

しばし、小さな春祭モードとなって、
あれこれを祈る。農業に基づいてきた神事なので。
祈りながら、さまざまにあれこれの下話を酌み交わす。


<じゃあ具体的に自然の意見を反映するとか、
 死者、あるいは先輩といってもいいし、御先祖様といってもいいですけど、
 そういう人たちの意見を反映させるというのは、
 どうするかっていうことなんですけど、
 最終的には生きている人間がきめるしかないわけです。
 生きている人間たちが、自然や先輩たちの代理人を務めなければならないということなんです。

 で、それをするために、
 実は、祭りや年中行事が大変重要になってくる。 

 たえず、祭りをやりながら、
 その祭りでは絶えず自然の神様が登場してくるわけで、
 そのことを通して、自然と人間はどういう関係にあるのかを、
 繰り返し、繰り返し、掴み直す。

 そして人間が人間だけのごう慢な論理に向かってないかということをもう一度見直す。

 それから、年中行事を通して、
 ここでも自然の神様が登場したり御先祖様が登場したりします。
 お盆になれば、御先祖様が帰ってきたり、
 御彼岸になれば、こちらから墓参りに行くし、とか。

 そういうことを繰り返しながら、
 いわば、自分たちの生きる世界を誰が護っているのかということを
 絶えず捉え直すという、そういう作業を通しながらやってきたのが日本の自治なんです。

 祭りや年中行事は日本ではイベントではないわけで、
 自治の仕組みの一つだと考えた方が良い。>




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by 907011 | 2017-04-20 06:02 | Trackback | Comments(0)

たまゆら。

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昨日。
山中水仙の会と山中土木班合同による「水仙ロード」の清掃。
にぎやかに行われる。

小さな鉄人・フミオさんが
前日まで”チューリップ”と呼び愛でていたスイセン(?)を
本日は”ヒヤシンス”と呼びながら、愛でていた。

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一服を一回挟み、昼近くまでかかって国道252からの、
山中秘密(初山中の人によく見落とされがち)の入口にこぎつける。
「おら、今年は山に入らねえからなって言ったのに」と言いながら、
マサコさんがやおら斜面に上がり、
日当たり良く雪融けの早い箇所のウドやノノバの状況をチェック。

昼からフミオさんと山菜採りを禁ずる看板を打ち立てる。
看板もだいぶ朽ち果てており、要補修。
ペンキを塗って面白ろ看板に文言の書き換えをしたかったが間に合わず。

夕方に終えて、帰宅。

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家人とガクがネコ4つを持参して帰宅した。

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荻ノ島と門出の間らへんに捨てられており、
町事務所で保護して、当面の行き場がないのだという。
はじめての猫との山中時間を過ごす。

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子は子猫を前にして当面「お兄さん」となる。
世代交代の進行が降ってわいた夜。

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今朝未明に起床。
猫も起きて活動。
仕事や私用メールや書類整理の事務をするものの、
「あっ」という間に猫に囲まれる。

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数時間、膝に2つ丸まり、その脇に2つさらに丸まって、
ズボンをひっかいたり噛まれたりしている。
おとなしい猫2、騒がしいのが2。

外でうぐいすの声を聞き、雄鶏・ツユの朝の雄叫びを聞きながら、
”ごすけ”の桜を愛でて部屋に戻る、茶色いのがパソコンを打っていた。


<yyyyyyyyyyyyyyyyyzえ>
『山中猫記』(未刊)






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by 907011 | 2017-04-19 05:31 | Trackback | Comments(0)

苗代完成図。

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昨日。
苗代づくりのつづき
半日泥上げ。なかなかハードワーク。
マンノウ鍬で砕き均した後、平鍬で叩く。
板で均す。
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午後、水張りして高低を出し、高いところから土を低い箇所へ投げる。
夕方、マサオさんの仕上げ均し。
マサオ親方の体(over80)の強さが圧巻。
Don't trust under 40.

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フミオさんが前日同様、田に反映されていた。
昨日はスノーダンプを持ってきて、田の反対側へ杉っ葉を運んでいた。
手前に今日も水芭蕉が揺れる。

昼休み。
隣の隣の能登で就農にこぎつけたジョージ木村からメールが届いていた。
向こうでは「切田」というのがすでに始まっているらしい。

<こちらでは切田が始まりました
(荒起こしして水を張った後に土を細かくする作業。
この後二回目で土に草や藁を混ぜ込んで代かきに移行するようです。)

いや~去年の山中の経験が生きる生きる!
水回りの仕事から畔の補修、
機械に頼らぬ根本的な仕事を教えていただいたお陰です。
非常に役立っております。>

夜。
ずーっと干されっぱなしだったヨモギの風呂に入り、本日も寝落ち。

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「みどりの里 山中」の看板がシゲルさんによって取り付けられていた。
山中の春の象徴でもある水仙ロードが続く。
入口の最初のカーブに春にぶわっと湧き出る「山中」。
雪で毎年だいぶ押し下げられるのを水仙の会が補修する。

今日。
6時から老人クラブ、神社清掃。
8時半から土木班、道普請。水仙の会、スイセンの移植など。
終了後、(特に水仙の会が)入念な昼食会ミーティングを行う。
フミオさんはかたくなにスイセンを「チューリップ」と呼び、愛でる。

明後日、神社旗立てなど準備し、
4月21日、山中剱神社の春祭。
さまざまに祈念する。

我らの米はこうしてつくられる。


<目に見えることよりも、目に見えない事を感じたり、
 考えたりすることの方が重要ではないかと思ったりします。
 面白いです。

道具をうまく使って楽をする、大切なことではありますが、
泥に手を突っ込んで確認する方が早いよね!が好きです。
人間らしいもの。

切田した後に、出っ張った所を見つけると、ならさないとな~なんて
トンボ使いながら「ふかぐらってすげえなぁ」なんて思います。
それを引っ張るミチヒロさんも凄いですが…>
ジョージさんの見聞録~能登就農編~』(未刊)





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by 907011 | 2017-04-18 05:49 | Trackback | Comments(0)

田毎のフミ。

昨日。
貴重な晴れた休日の午前中に総会。
「みんな集まり次第、予定時間より早く始めて一時間で終えよう」などとのぞんだら、
書類印刷ミスに気付き、家に走って帰り、
コピーとっていたら開会時間より10分くらい遅れる。
29年度の出だし、つまずく。
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決算だ予算だと読みながら解説する。
区費は今年(去年38万円下げた)さらに10万円減少するけど、
農山村の山中は農業ができていれば大丈夫。
だから、耕作者たちをありがたく眺めて、ケガをしないように注意して見守ってください、
という話を毎度する。農山村だから。

お金に余裕がありそうだった(外れることで有名な私の推測)ので、
あぐらや足を伸ばして座れる椅子と
立ち上がりやすい腰かけを皆で試し座りしてもらい、
「いいね!」ということだったので、
どうせ買うなら早く買って使おうと、午後に買い足す(家人が)。
総会は予定通り?10~11時で終了、解散。

総会を終えてすっきりして苗づくり教室へ。
土合わせ等完了し、準備万端。うちの種籾はすでに芽吹いた。

夕方、マサオ先生とフミオ先生と苗代へ急ぐ。

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”こうすんず(強清水)”の苗代。
”すんず”だけあって、水きれい。
急ぎ来たわりに、冒頭フミオさんと田の様子を歩き見て、まったりする。

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マサオ先生が線を張り、畝の幅を田面に描いて段取り中。
道具は長めの柄(立ち鎌と似ていた)にナタが付けてあった。
「本当は秋に代かきしておくか、
 春でも田んぼこしゃってから10日後くらいだと良いんだけどなあ」
とマサオさんは言っていた。

俺も田に入る。
田んぼ長靴を昨秋にボンドでガチガチに補修したのに、
すでにひびが入っていた。そろそろ寿命か。

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たしかにだいぶ泥が柔らかくて不安定だったが、
外周下側のまっすぐのところで泥を上げて、排水用の溝ができた。
「種籾さまが無事発芽されて湯船をあがられたので、
 今晩は風呂につかれるな。」などと企みながら泥まみれになる。

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17時頃。
「柔らかすぎてダメだ。今日はあがろう。」とマサオ親方から号令がかかり、
フミオ先生を探しに行く。
上の田んぼの水面にフミオさんが反映されていた。

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集落内あちこちを次々に移動しながら万能型に仕事をこなしてくれる、
山中の誰もが認める小さな鉄人・フミオさん。

おとといあたりの寝床でふと読んだ、
十日町・池谷集落でもらった”奇跡の集落”の冊子に、
棚田における「田毎(たごと)の月」のことが書かれてあって、
良いネーミングだよなあと毎度に感心させられる。

もうすぐ俺も「田毎の狼煙」(田んぼの杉っ葉燃やし同時着火)が楽しめる。

田毎のフミ。
手前に水芭蕉。
強清水(こうすんず)、水きれい。
我らの米はこうしてつくられる。





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by 907011 | 2017-04-17 06:19 | Trackback | Comments(0)

さわがにナイト。

昨日。
8時半から土(べと)合わせ@まごすけ。
午前、マサオ先生・フミオ先生と3人で160箱くらいできる。
途中、あられが降る。
晴れてみたりどしゃ降りとなったり、
我が精神を具現化したかのような天気の一日。

「春祭(21日)までに苗を終わらせたかったけど、
 う~ん、今年も間に合わないねえ。」とマサオ先生は一服しながら言っていた。

午後。
イサオさん家にお邪魔して「多面的機能支払い」の提出物についてミーティング、
と見せかけて、半分くらいの時間を談笑して過ごす。
せがれ・タクミは終始こたつで寝っていた。安定感。
タクミ、いいバイク持ち。

夕方、風呂。
種籾に恐縮して一族郎党シャワーで済ます。
湯船の水温33℃にして再び種籾さんには湯に浸かってもらう。
「お先、失礼します!」と種籾さまに挨拶してから、風呂を上がる。

夜。
山中耕作者会議。
・29年度産米、植付け確認
・中山間地等直接支払と多面的機能支払いの決算報告
・29年度、新たに水路補修をしてみようという提案
・冬期湛水(稲刈後の代かき、水張り)に対する
 8000円/反の補助事業を取り組むための説明etc.

山中の耕作者たちは今春、「エコファーマー」になります。たぶん。

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開会の宣言どおり一時間で会議を済ませて、
20時からすみやかに懇親会。
”じんべ”のカズオさんが
石塚酒造の新たな地酒「さわがに」を持参してくれて、皆で味わう。
うちのあほう鶏たちの卵焼きを持ってせがれ・ガクも合流し、
紫煙に包まれながら公民館でテレビ(我が家に無いので)を見させてもらう。

今日。
10時から山中区・総会。
年に一度の真面目(退屈であろう)会議なので、
長くても1時間で簡潔に終わらせる予定。
これが終わればしばし農業に専念できる予定、は未定。

かかる議題はこれから作成(修正)。

湯之谷の奥の方にワタシはゆきたい。






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by 907011 | 2017-04-16 05:09 | Trackback | Comments(0)