山中記

<   2017年 05月 ( 22 )   > この月の画像一覧

君の名は。


5月31日か。…6月ってか。


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田んぼ苗代から苗を出す時に欠かせないのが、写真手前の道具。
これで箱の底部分から床に張った根をはがす。
はがさずに上から引っ張って運び上げようとしても、根張ってとれない。

名前はまだない(マサオ先生も「あの、あれ、根っ子とるやつ」と呼んでいた)。

ちなみにうちのネコの名もまだない。
「ネコ」と呼ばれている。猫だから。
本人もまんざらではなさそうだ。

 * * *

<はな

 はなびらはさわるとひんやりしめっている
 いろがなかからしみだしてくるみたい
 はなをのぞきこむとふかいたにのようだ
 そのまんなかから けがはえている
 うすきみわるいことをしゃべりだしそう
 はなをみているとどうしていいかわからない
 はなびらをくちにいれてかむと
 かすかにすっぱくてあたまがからっぽになる
 せんせいははなのなまえをおぼえろという
 だけどわたしはおぼえたくない
 のはらのまんなかにわたしはたっていて
 たってるほかになにもしたくない
 はだしのあしのうらがちくちくする
 おでこのところまでおひさまがきている
 くうきのおととにおいとあじがする
 にんげんはなにかをしなくてはいけないのか
 はなはたださいているだけなのに
 それでいきているのに

 谷川俊太郎詩集「はだか」より>


 * * *


What's in a name?
That which we call a rose by any other name would smell as sweet.
(シェイクスピア)









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by 907011 | 2017-05-31 04:46 | Trackback | Comments(0)

生き物。


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朝仕事にホースの詰まりを細いワイヤーで解消。
水の入る上側から水を入れながらこつこつ突っ込めば良いのかと思いきや、
数年前の春の道普請の一服時に”いずみや”マサオさんに聞いた話だと
逆で、水の出る下の口から上に向かって入れればゴミが落ちてきて
一回で水が通って問題解決しやすいとのこと。
以来数年そうしてやっている一方で、
毎回同じ寸法の蛇がいきなり怒りながら出てきたらどうしようかとビクビクしたりもする。

海カフェドナ一家に頼まれていた山中梅、
お店でも重宝してくれているみたいです。
飲んで、山中梅。
そもそもが俺の木ではないけど。


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午前は家人に来たる運動会のチラシを書いてもらうべく、
子を連れて遠足をしてきた。
帰宅すると大きめのゾウムシがくたっとなって居た。
追いうちをかけるネコ。

「マンガで読む偉人シリーズ」みたいなのを、
物心ついた自分は高校生くらいになるまで飽くことなく読み続けた記憶がある。
ゾウムシといえばファーブルのマンガにあった数ページが出てくる。
ゾウムシだのフンコロガシだの七面鳥だの。
感化されて自分も透明ケースにアリを飼って、どう巣をつくるか観察したりなどした。
ただ、子どもが記憶するにはそこそこ多くの偉人たちの数で、
なおかつカタカナ名前が多かったため、
ゾウムシのエピソードは実はファーブルではなくてシートンかもしれない。
シートンかもしれないし、ニュートンかもしれない。
はたまたエジソンかもしれないし、ノーベルかもライト兄弟かもしれない。

後に、偉人マンガを置いたまま実家を離れた大学時代に印象的だったのは、
ウド鈴木が漫才で言っていた、キュリ―夫人の台詞だった。
「わたしの夫もキュリ―なの。」という言葉はなかなか興味深い。
偉人なのにそもそもなぜ夫の姓で「夫人」なのか。
学校の歴史よりもおそらく偉人マンガは私的には有効だったと思われて仕方ない。



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昼、鶏を出して日陰で眺める。
家の東側のスポットにミミズがじゃんじゃん居た。
薪小屋を増設して、鶏スペースを拡大して鶏増やしたいなあなどと思っていた。
(農繫期中、ほぼ鶏と接してないですが。)

午後からツキヨメ沢の田に水見と植直しにゆく。
まだいちばんはじめの5月12日田植えの植え直しで、
そろそろ田に草(コナギ)も見られるようになってきた。

短時間で3つの田で、蛇と足元で三度交差していた。
いずれもマムシではなかったけど、
いちばん小さな3匹目は向きを返して向かって来て、
威嚇されたので後退して逃げた。
草刈の方も急がねば、寿命が縮む。



<I take photographs in my neighborhood.
 I think that mysterious things happen in familiar places.
 We don’t always need to run to the other end of the world.

(私が写真撮るのは自宅の周辺だ。
 神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。
 なにも、世界の裏側まで行く必要はないんだ。)
 青幻舎刊『ソール・ライターのすべて』>




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by 907011 | 2017-05-29 03:34 | Trackback | Comments(0)

せんのうざわ。


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昨朝5時の”先納沢”の田の上にある堰堤。
先納沢の田んぼたちは現在、イサオさんと村田組の、
ともに塩沢集落から山中を耕作してもらっている2大耕作者と、
プラス小規模面積な自分の3者で構成されている。
イサオさんはすでにトラクターに乗っており、
岡野町からうちの義父さまも来ていて、水管理をしてくれていた。
皆、朝から屈強だ。
俺は山中犬・フミエと堰堤の先を見にゆく。

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イサオさんの土日スケジュールを聞き、
田植え機を借りる相談をして、
義父と「本日、先納沢の田植えをえいっと終わらせよう。」と決めて戻る。

畑に苗物を少し植える。
わたしは本当は畑がしたいのだ。
家の近くでもできるからなのかどうなのか、畑は暮らしと近い。
田んぼは畑よりかは、やや「狩猟採集」的感覚に近いように感じる。


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午後。
イサオさんがセガレ・タクミを助手にして、
”そよ”(田畦)の排水仕事をしていた。
「排水の陣だな。」とタクミに言ったが、ノーリアクションだった。
おやおやもしや聞こえなかったのかな、と思い、
再度言ってみたりもしたが、やはり反応は極めて薄かった。

堰堤のだいぶ先まで伸ばされて、水の取り口があった。
昨日はなぜかやたらと身体がぶわっと疲れていて、
夕方に家に帰ってから途中夜飯(と晩酌)を挟みはしたものの、
さきほど1時頃まで泥のように寝てばかりいた。

田に出る前に、去年採種できた豆をまこう。





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by 907011 | 2017-05-28 03:12 | Trackback | Comments(0)

怪し。

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というわけで今年も長岡で「ノーカの休日」を過ごしてきた。
25日AM8時には義父さんの苗を運んで各田んぼに配り、
長岡に1時間でゆき、長い長い農業系の「通常総代会」を経て、
無事PM8時にはすでに泥のように酔っていた。

長岡駅前の聖地・居酒屋(という名の居酒屋)カウンターにて
17時開店と同時に入り、常連サトーさんと飲み、
仲間を待っていた、つもりだったが、
合流したツレが瞳孔を少し大きくしながら、
「イトーさん、酒っていうのはそんなピッチで飲めるもんなんすか。」
と3回連続くらいで言われるほどに、
酔えば酔うほど強くなる酔拳状態でよく飲みよく食いよく話した。

21時には宿で寝ていたみたいで、
なぜか前職場の上司から
「イトー君、駅前で吞んでいたらしいね。朝、寄っていかないのか?」
というメールが翌日来ていた。
(「長岡では悪いことできないよ。」とも書かれていた。おっかない。)

2時に目覚めて、枕が変わったからか単純に早寝し過ぎたか、二度寝できず、
時間をつぶして5時に風呂(浴場がよろしい安宿)に入って身を清め、
三島に新居を建てた自然農講座時代からの友達のところに、
石塚酒造「高柳」を持っていく。
凱旋門のように一階中心部が奥(畑予定地)までトンネルのように抜けていて、
二階にリビング、台所、お風呂や薪ストーブなどがあって、
じつにおもしろく、良すぎるくらいに居心地が良すぎて、
「トランペットが欲しい黒人の子どもみたいな」(ⓒ西原理恵子さん)心境になりながらも、
友達ととりとめなく「主婦トーク」していた。

知り合いの大工に施工してもらっていて、
まだまだ途中の部分も多く、
一階の凱旋門の玄関と対になっている側のスペースで
ああしたいねこうしたいよね、きゃーやだーもう奥さんなどと話していたら、
レタスを持って登場した三島のお義父さま(かなり濃厚なキャラクターだった)に、
「お前、大工の仲間か?」とまず、聞かれた。

友達「いや、違います。この人は高柳で農家している人です。」
義父(友達の)「おー高柳か。俺が郵便局の頃はウンヌンカンヌン。
        門出の局がウンヌンカンヌンだったなあ。
        ところでお前は業者か?
        あと、ウンヌンカンヌンって何だ??」
俺「業者じゃないです。怪しいものじゃないです。
  いや、怪しいけど業者ではないです。」

その後、舅が施工をかなりのプレッシャーで急かし、
嫁が不在の大工をフォローするという面白光景を
「あー、どこん家も大変なんだなあ。」としばらく楽しんで眺め、
海カフェドナに寄って28年産米から29年産米への切り替え業務(?)をし、
コーヒーをいただいて帰宅。
現実に戻る。

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午後。
自立経営農業者会議の仕事を済ますべく、山中を降りて広域を回る。
先輩農家たちにたっぷり揉まれて、18時過ぎ帰宅。
このたびもよく遊び、晩酌もそこそこに寝た。
(写真は「自立経営~」の顧問・みたけ農園さんの家の前にあったハクビシンわな。
 すでに2匹獲ったそう。)

 * * *

非日常が日常を活かす。
文化が暮らしに刺激を与える。
いただいた豊富な情報や時間を、また今日からの我らの暮らしに反映させたい。
星野道夫さんが書いていた、
「感動や経験を、誰かに伝えることよりも、自分が変わっていくことだ。」(かなり要約)
を体現していたい。

さあ、今日もやろうやろう。
我らの米はこういう時間も経ながらつくられる。

 * * *

29年産山中コシヒカリ 30㎏10,000円(玄米)
まだ若干は予約対応可能です。

大量には余らないけど、
買って。山中米。

一食ずつ、一杯ずつから変わるものがあると思っています。
流通、消費も、生産の側も。
子どもも、大人も。

経済として大きくなれなくても、
農業や山の暮らしが持続可能なものとして、
ささやかながらも続いていくと自分は信じています。
飯を食うために、飯をつくる。暮らしをつくる。

一食ごとに一口ごとに、変わっていけるものと続いていけるものがある。




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by 907011 | 2017-05-27 04:18 | Trackback | Comments(0)

グーテー。

2日に渡って14時間半水を揚げてやっと最後の1枚が代かきできた。
あとは植えるだけ。
植えるだけと、植え直しだけ。
植えるだけと植え直しと、水管理。
植えるだけと植え直しと水管理と、草刈りだけだった、正しくは。

集落内では半数くらいが田植えを終えており、
「余り苗情報」がぽつぽつと舞い込んでくる。有り難い。
自分とこで使わせてもらったり、
引き取って他の農家に不足情報があればそっちに運んだりして、
できるだけ無駄なく上手く助け合えるようにまわしている。

水を揚げながら、「何万円の水買うことになるんだ、今年は?」などと、
バイクに乗りながら考え疲れ、
””ツキヨメ沢”と先納沢”の田(安心の沢の水)を見にゆく。

先納沢着いて早々に、目の前に
偶蹄目(ぐうていもく)ウシ科の野生ニホンカモシカが座っていた。
バイクで駆けのぼる道中に居てかなり接近してから気付き、
(頭が草に隠れていて、最初巨大な岩か何かかと思ったら尻だった)
しかしそれにしてもまったく動こうともせず、ただ座ったままだった。


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これはケガでもしたのかな、と様子をうかがい、
モーキンと同じパターンで昔話的にいつか困ったときに恩返しに現れてくれるやつだ、
と勝手に利己的に思惑を馳せ(猛禽もその後まったく現れてくれてないのに)、
カモシカも助けようと思い立ったが、
モーキンとは図体が違う。
あまりの迫力にあきらめてバイクをUターンして、
モーキン、そうえいば現れないよなあなどと考えながら帰った。

午後、田植え。
午前中の朝飯後がいちばん眠くなるというこの頃のパターン。
朝は元気、午後も昼寝のおかげかなんとか日暮れまでもつ。

来春、「その節はご心配かけまして。」などと言いながら、
グーテーが勝手に田打ちしてくれないだろうか。
利己的思惑は尽きない。

寒くなったら御地蔵さんに山傘をかぶせないと。
利己のため、逆算的に言えば、
助けるために、いじめられている亀を探しださないと。
鶴が何か手伝えるレベルの困りごとはないのか、
双眼鏡片手に張り込み、観察せねば。
現実逃避的煩悩にまみれて今日も暮らす。

上がり酒を飲みながら偽善的親孝行のため、秋田の宿をとり、
この日もヨモギ風呂に入ってよく殺菌されながら寝た。







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新緑写真&お気に入りのお出掛けスポット!



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by 907011 | 2017-05-24 04:16 | Trackback | Comments(0)

進捗。

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昨朝までの状況。
怒涛の後半戦に突入中。
「怒濤」と書く割にはヘロヘロ気味。
怒濤と書いてヘロヘロと読む。


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昼に戻ってきたら、苗箱はヨモギやシイタケやゼンマイ干し場になっていた。
怒濤なので看過して昼寝を20分くらいしてリセット。


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午後から「多面的機能支払い」の説明会に出る。
市の担当・タナベさん(男前)は本当に説明が上手なのでやる気がわく。
わいたやる気で帰り道、”いずみや”の苗代に寄って苗を見る。
10~15センチ。もう少ししたら植えられるとのころ。
いずみやのマサオ先生は、今週から田こしゃいが始まった。
その土地の気候にあわせた暦をつかさどる匠でもある。
匠はウド採り過ぎて足が腫れていた。


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夕方、子を”オクサ”の田に連れて遊ぶ。
(会議以降、義父が代わりに代かき中)

朝6時から揚げた水はとうとう12時間やってもたまりきらなかった。

夜、運動会の打ち合わせに公民館に集まる。
昨年同様だが、見る見る間にな勢いで
相応に役割のあった(景品をあげるとか、一言しゃべってもらうとか)年寄りが
どんどん抜けていなくなってしまっている。

小さいなりにどうやるか。
続くか。続けられるか。
「適疎」の意味が試される。

とりあえず怒濤の後半戦のその終盤のあたりで運動会にも突入する。



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by 907011 | 2017-05-23 04:41 | Trackback | Comments(0)

苗づくり(記録用)。

「山中の田んぼで苗箱×在来(田に苗代をつくる)のやり方で
 苗100枚できるかな」教室
先生:石塚昌雄さん(いずみや)、村田文雄さん(まごすけ)etc.


①平成29年4月4日:浸種はじめ
 種もみ10kg¥5,864
 籾入れる袋2枚:¥60
 ・約10日間

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②4月14日(夜):催芽はじめ
風呂のお湯34℃に浸ける
15日(朝)水温29℃
15日(夜)水温33℃

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4月16日(朝)発芽した。
    (昼)タフブロックに浸ける。希釈200倍。
4月17日(昼)いったんあげて撹拌(タフブロック微量追加)
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<タフブロック:
 タフブロック®は栃木県農業試験場がいちご圃場から分離した
糸状菌タラロマイセス フラバス菌を含む水稲種子消毒用の微生物防除剤です。
育苗場面で発生する多くの病害に高い予防効果を示します。
農薬成分にカウントされませんので、特別栽培農産物生産など、
より安全で高品質な農業生産物を求める消費者のニーズに応えることができます。>
グリーンジャパン・ホームページより)


③4月15日(土)
土(べと)合わせ
・床土20㎏×5袋に対して、
・中苗肥料2㎏
・くん炭 肥袋で一袋半(ふるいをかけた後に使用)
を混ぜて箱詰め。一回あたり33箱程度できる。

30枚ずつ積む。

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4月16日(日)苗箱詰め終了後、覆土をつくって肥やし袋に詰め、置く。
覆土は床土とくん炭(少し減らす)のみ。
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④苗代づくり
4月14日(金)耕起
※本来、苗代づくりを始める10日前くらいが良いとのこと。
 発芽して播種後すぐに田に運び入れるため、
 (決算予算や各種申請書類の〆切等も同時期)スケジュールを立てるのが、
 畝立てと同じくらいに難しい模様。

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4月16日(日)
外側の畝づくり

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4月17日(月)
昨日のつづき
畝づくり(畝間の泥上げ)平鍬
上げた土をマンノウ鍬で砕き均す
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水掛けながら板で均す
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平鍬で叩く、均す
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水をかけて高低を見て、低いところへ土を投げる
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仕上げ均し
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4月18日(月)
育苗作業なし。終日、頭が隠れるくらい水が張られていた。

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⑤播種
4月21日(金)
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数時間前に揚げて水きり、現場で広げて風乾する。

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播種機でガラポン抽選会のようにくるくるくるっとまく。
端部分が薄くなったりするので手で仕上げ。
風乾がうまくできず濡れているとまき方が薄くなってしまい、
余分に時間がかかる。

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同じ播種機で覆土もくるくるくるっとまく。
覆土の場合は3回走らせる。
これも手で薄い部分を仕上げる。
3人だとちょうど役割分担できて手を休めずに進行できて良い。
1人だったら道具を一枚ごとに置いてやらねばならず、
枚数重ねるには気の遠くなる作業。


⑥苗運び、入れ
4月22日(土)
前日(もっと前か)から落水して畝が出ているように水位を下げる。

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はじめに両端に二枚ずつ並べて、真ん中の線を縄でとる。

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片端から奥に向かって1枚ずつ、中盤より先は2枚ずつリレーして渡す。
3人いるとここでもやはり良い。
車から畦まで運び手1人、田の中で渡す選手1人、並べる先生1人。
田の中の二人は終わりまでなるべく畔に上がらない方が良い
(田の中の泥で運び手の足が滑るから。持ち込まない、持ち出さない。)

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並べた後、覆土を持って入り、最終確認して薄い部分にまく。
もう一人が焼きヌカを持って追いながら、苗箱一面に散布。
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ワリフをかける。
田の中2人組。

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有孔ポリも同様にかける。
両端と片側(風の当たる側)を埋める。

苗代につくる畝の向きを考える際は
方角ではなく、風向きで決める。
強い風に対して、ワリフと有孔ポリがまくられないように片側を埋めて備える。


4月29日(土)
苗箱を並べて一週間

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催芽してはいたが、いまだ芽は見えず。
ポリもまだかぶったまま。



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5月8日(月)苗入れて16日目
10日過ぎくらいから有孔ポリ外して、ワリフのみとなる。
朝にワリフをめくり、夕に戻しにまた田に入る。
苗箱運び以降、管理をマサオさんに任せて
田こしゃいの方に専念させてもらってるが、来春自分で管理して回さねばならない。


5月23日
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<宿題>
・くん炭を昨秋つくれなかったので、春に籾殻を焼けるか





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by 907011 | 2017-05-23 04:28 | memo | Trackback | Comments(0)

鶏の眠る間。


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一昨日。
ホーム・ツキヨメ沢の田植えを再開。
残りあと一枚でツキヨメ完了というところで日没。時間切れとなる。

今春に田んぼが始まった頃に、
「足が痛くてできなくなっちまった。」と地主が話を持ってきた、
大きな田んぼを昼前に植えていたら、
とにかく風の強いことにはどうにもまいった。

植えるそばから風であおられて浮いてしまう。
時々、風が吹いては停止して、また止んだら植える。
それにしてもだいぶ流されていて、申し訳ないと謝りながら凹みながら前へと進む。
ふと、これを「ウキウキ農法」と名付け、
なるべく後ろを振り返らないようにする。


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風に吹かれて、停まっている時間に感じたのは、
田んぼ一枚を植えるということは、
一枚の書をえいっと書く本番のようなもので、
ただし一年に一回きりしかできないということ、だった。
”田こしゃい”はその紙を漉く(整える)仕事。
そうすれば、田にとって水とは何だろうか。
稲姿を保持し、育てる水。
などと考えあぐねたところで風がやんだので進む。

山でする考えごとの時間、ときどきは過去の反省のような、
その時間が好きだ。

 * * *

昨日。
残った一枚を植えて、ツキヨメから田植え機が上がり、
田植え機の本来の持ち主である義父に会うべく、”オクサ”に凱旋。
6時半からイサオさんの苗をとりに石黒まで二台で2往復した。

消防の訓練があったそうで、朝から大部落・門出は
消防団の若手が佃煮にできるほど集っており、賑やかだった。

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昼寝20分で生まれ変わった午後。
やたらに暑い。
ちょうど植え終わった苗箱80枚を洗おうと段取していたので、
再びツキヨメ沢の奥の沢に下りると、なんとまあ
日陰で水の中に足を入れながら箱を椅子にして座って1時間くらいで洗えた。
「この気温、この時間帯にいちばん涼しく生産的に働けた。」と気を良くし、
一番最初に植えたこしいぶきの田んぼを4枚回って植え直し。

首がバキバキに痛くなりながら19時帰宅。
手植えの田んぼ(私的には一枚二枚だけでもこっちの方が愛着が強い)が残るが、
大丈夫か自分、と心配になる。
子よ、早く大きくなれ。米を食って大きくなれ。
なんならゴパンも買ってやっても良いから。

オクサには水がなく、これから揚水して、
残り3枚田こしゃいにケリをつけたい。





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by 907011 | 2017-05-22 04:26 | Trackback | Comments(0)

like a ダシ。


苗運びの枠を積みっぱなしで暮らすこの季節。
つまり、軽トラにこれがセットしてあるということは、
人が見れば、「あー、やつはまだ田植えが終わってないんだな。」
と察せられることでもある。
察せられるなんていう日本語はあるんだろうか謎ですがそのまま活かす。

そんな枠の上に、手植え用の木の枠を縛り、
自分の方は最後に手植えをゆっくり(このままだとおそらく6月か)やるので、
マサノリさんの田に置きにゆく。
枠 on 枠。


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祭りの山車のようになる。
まるで山車かのようにわっせわっせと山の坂を上る。
田植え花も活きる。

缶チューハイに焼酎を注いで飲み、
かろうじてこの夜もヨモギ風呂に浸かり、殺菌(?)されながら寝た。




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新緑写真&お気に入りのお出掛けスポット!

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by 907011 | 2017-05-20 04:41 | Trackback | Comments(0)

藤美屋とヨウスイ。

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一昨日。
”先納沢”の田に水をかけにゆく。
水の取り口を確認に上がる。
なかなかのヤブ。
先納沢は日当たりが良すぎて、
一回田の回りの草刈りをしないとならないほど、
すでに腰のあたりまで草が伸びている。
ヤブをこいで、ではあったものの、藤の花がそこら中に狂い咲いている。

山中の山中(やまじゅう)が藤の薄紫(?)で美しい。
美しいが、これらの蔓がすべてそれらの木に絡みついて、
絞殺しながら上へとあがって、花を咲かせ、実(食可)を落とす。
表面に見えているものは、あくまでその一面でしかない。

 * * *

田づくり中の”オクサ”に戻り、田打ちをするが、
どうにも水が不足してしまい、2時間半ほど揚げた。
今年第1号の揚水は我ら”ふじみや(藤美屋)”だった。
藤が美しい。
オクサでは水を揚げれば当然有料で、「高い水」となる。
どうも愛着がわき難い。
水商売。

19時過ぎまで田んぼに居ったので、2つ会議を休む。
この時期に地域の会議を開かれても、
農繫期の渦中なのに夜出て行ける篤農家の大先輩がたもいる。
「高柳町」に対する愛着の違いを、自分はそういう時に感じる。
と言い逃れようとするけど、根本的な違いは、
圧倒的な体力気力の違いだということも自分はそういう時に痛感させられる。

 * * *

昨日。
天気良く、風気持ちよく、バイク初始動。
昨秋に初代「スズキ君」がだめになってしまい、
二代目は前前区長であり山中最後の樵(きこり)といわれるサイチ翁の乗った一台。
クラッチ付きなので、
バイクの坂道発進の半クラッチの難しさを、
大学4年の秋に合宿でバイク免許を取って以来ぶりに体感させられた。

バイクで先納沢~ツキヨメ沢という、
「ディープ山中」の端から端へも気持ち良く走る。
ツキユメの田で植え直しをようやく一枚する。
水の音と鳥の声と泥の感触が気持良い。
あがってオクサで田を一枚打つ。
やはりオクサに水はない。
地主が健在のうちは水田にしておかねば。


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昨朝の一匹と一羽。
ゴボウの影(一応畑化している途中なのに)でくつろぐAM8:00。
という構図を上の窓から眺める。

”じんべ”のカズオさんが田でクレソンを栽培して、気を良くし、
昨日はしじみを放っていた。
どうなる、しじみ。
エビとか貝とかいいね、内水面系。

”大恋愛の末に別れてしまった恋人とかつて誓った約束を、
 一人で果たすためにやって来た”かのような表情で、
オクサの田にしじみをカズオさんが放っていた、
かどうかは知らない。








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by 907011 | 2017-05-18 04:44 | Trackback | Comments(0)