山中記

苗づくり(記録用)。

「山中の田んぼで苗箱×在来(田に苗代をつくる)のやり方で
 苗100枚できるかな」教室
先生:石塚昌雄さん(いずみや)、村田文雄さん(まごすけ)etc.


①平成29年4月4日:浸種はじめ
 種もみ10kg¥5,864
 籾入れる袋2枚:¥60
 ・約10日間

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②4月14日(夜):催芽はじめ
風呂のお湯34℃に浸ける
15日(朝)水温29℃
15日(夜)水温33℃

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4月16日(朝)発芽した。
    (昼)タフブロックに浸ける。希釈200倍。
4月17日(昼)いったんあげて撹拌(タフブロック微量追加)
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<タフブロック:
 タフブロック®は栃木県農業試験場がいちご圃場から分離した
糸状菌タラロマイセス フラバス菌を含む水稲種子消毒用の微生物防除剤です。
育苗場面で発生する多くの病害に高い予防効果を示します。
農薬成分にカウントされませんので、特別栽培農産物生産など、
より安全で高品質な農業生産物を求める消費者のニーズに応えることができます。>
グリーンジャパン・ホームページより)


③4月15日(土)
土(べと)合わせ
・床土20㎏×5袋に対して、
・中苗肥料2㎏
・くん炭 肥袋で一袋半(ふるいをかけた後に使用)
を混ぜて箱詰め。一回あたり33箱程度できる。

30枚ずつ積む。

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4月16日(日)苗箱詰め終了後、覆土をつくって肥やし袋に詰め、置く。
覆土は床土とくん炭(少し減らす)のみ。
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④苗代づくり
4月14日(金)耕起
※本来、苗代づくりを始める10日前くらいが良いとのこと。
 発芽して播種後すぐに田に運び入れるため、
 (決算予算や各種申請書類の〆切等も同時期)スケジュールを立てるのが、
 畝立てと同じくらいに難しい模様。

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4月16日(日)
外側の畝づくり

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4月17日(月)
昨日のつづき
畝づくり(畝間の泥上げ)平鍬
上げた土をマンノウ鍬で砕き均す
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水掛けながら板で均す
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平鍬で叩く、均す
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水をかけて高低を見て、低いところへ土を投げる
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仕上げ均し
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4月18日(月)
育苗作業なし。終日、頭が隠れるくらい水が張られていた。

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⑤播種
4月21日(金)
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数時間前に揚げて水きり、現場で広げて風乾する。

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播種機でガラポン抽選会のようにくるくるくるっとまく。
端部分が薄くなったりするので手で仕上げ。
風乾がうまくできず濡れているとまき方が薄くなってしまい、
余分に時間がかかる。

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同じ播種機で覆土もくるくるくるっとまく。
覆土の場合は3回走らせる。
これも手で薄い部分を仕上げる。
3人だとちょうど役割分担できて手を休めずに進行できて良い。
1人だったら道具を一枚ごとに置いてやらねばならず、
枚数重ねるには気の遠くなる作業。


⑥苗運び、入れ
4月22日(土)
前日(もっと前か)から落水して畝が出ているように水位を下げる。

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はじめに両端に二枚ずつ並べて、真ん中の線を縄でとる。

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片端から奥に向かって1枚ずつ、中盤より先は2枚ずつリレーして渡す。
3人いるとここでもやはり良い。
車から畦まで運び手1人、田の中で渡す選手1人、並べる先生1人。
田の中の二人は終わりまでなるべく畔に上がらない方が良い
(田の中の泥で運び手の足が滑るから。持ち込まない、持ち出さない。)

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並べた後、覆土を持って入り、最終確認して薄い部分にまく。
もう一人が焼きヌカを持って追いながら、苗箱一面に散布。
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ワリフをかける。
田の中2人組。

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有孔ポリも同様にかける。
両端と片側(風の当たる側)を埋める。

苗代につくる畝の向きを考える際は
方角ではなく、風向きで決める。
強い風に対して、ワリフと有孔ポリがまくられないように片側を埋めて備える。


4月29日(土)
苗箱を並べて一週間

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催芽してはいたが、いまだ芽は見えず。
ポリもまだかぶったまま。



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5月8日(月)苗入れて16日目
10日過ぎくらいから有孔ポリ外して、ワリフのみとなる。
朝にワリフをめくり、夕に戻しにまた田に入る。
苗箱運び以降、管理をマサオさんに任せて
田こしゃいの方に専念させてもらってるが、来春自分で管理して回さねばならない。


5月23日
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<宿題>
・くん炭を昨秋つくれなかったので、春に籾殻を焼けるか





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# by 907011 | 2017-05-23 04:28 | memo | Trackback | Comments(0)

鶏の眠る間。


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一昨日。
ホーム・ツキヨメ沢の田植えを再開。
残りあと一枚でツキヨメ完了というところで日没。時間切れとなる。

今春に田んぼが始まった頃に、
「足が痛くてできなくなっちまった。」と地主が話を持ってきた、
大きな田んぼを昼前に植えていたら、
とにかく風の強いことにはどうにもまいった。

植えるそばから風であおられて浮いてしまう。
時々、風が吹いては停止して、また止んだら植える。
それにしてもだいぶ流されていて、申し訳ないと謝りながら凹みながら前へと進む。
ふと、これを「ウキウキ農法」と名付け、
なるべく後ろを振り返らないようにする。


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風に吹かれて、停まっている時間に感じたのは、
田んぼ一枚を植えるということは、
一枚の書をえいっと書く本番のようなもので、
ただし一年に一回きりしかできないということ、だった。
”田こしゃい”はその紙を漉く(整える)仕事。
そうすれば、田にとって水とは何だろうか。
稲姿を保持し、育てる水。
などと考えあぐねたところで風がやんだので進む。

山でする考えごとの時間、ときどきは過去の反省のような、
その時間が好きだ。

 * * *

昨日。
残った一枚を植えて、ツキヨメから田植え機が上がり、
田植え機の本来の持ち主である義父に会うべく、”オクサ”に凱旋。
6時半からイサオさんの苗をとりに石黒まで二台で2往復した。

消防の訓練があったそうで、朝から大部落・門出は
消防団の若手が佃煮にできるほど集っており、賑やかだった。

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昼寝20分で生まれ変わった午後。
やたらに暑い。
ちょうど植え終わった苗箱80枚を洗おうと段取していたので、
再びツキヨメ沢の奥の沢に下りると、なんとまあ
日陰で水の中に足を入れながら箱を椅子にして座って1時間くらいで洗えた。
「この気温、この時間帯にいちばん涼しく生産的に働けた。」と気を良くし、
一番最初に植えたこしいぶきの田んぼを4枚回って植え直し。

首がバキバキに痛くなりながら19時帰宅。
手植えの田んぼ(私的には一枚二枚だけでもこっちの方が愛着が強い)が残るが、
大丈夫か自分、と心配になる。
子よ、早く大きくなれ。米を食って大きくなれ。
なんならゴパンも買ってやっても良いから。

オクサには水がなく、これから揚水して、
残り3枚田こしゃいにケリをつけたい。





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# by 907011 | 2017-05-22 04:26 | Trackback | Comments(0)

like a ダシ。


苗運びの枠を積みっぱなしで暮らすこの季節。
つまり、軽トラにこれがセットしてあるということは、
人が見れば、「あー、やつはまだ田植えが終わってないんだな。」
と察せられることでもある。
察せられるなんていう日本語はあるんだろうか謎ですがそのまま活かす。

そんな枠の上に、手植え用の木の枠を縛り、
自分の方は最後に手植えをゆっくり(このままだとおそらく6月か)やるので、
マサノリさんの田に置きにゆく。
枠 on 枠。


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祭りの山車のようになる。
まるで山車かのようにわっせわっせと山の坂を上る。
田植え花も活きる。

缶チューハイに焼酎を注いで飲み、
かろうじてこの夜もヨモギ風呂に浸かり、殺菌(?)されながら寝た。




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新緑写真&お気に入りのお出掛けスポット!

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# by 907011 | 2017-05-20 04:41 | Trackback | Comments(0)