山中記

「温」/「粟島」

たまっていた写真を少し整理。

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是非。
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# by 907011 | 2009-04-08 09:22 | Trackback | Comments(2)

「ウソヲカリナケレバ アラワセナイマコト」。

棟方志功が好んで引用したという言葉。
上手いことウソが思い浮かばないエイプリルフール記念。


 * * *


大切な友だちの切実な転機。
転機というよりも理不尽な話に、
夜中、言葉も気持ちもただ空回り。
いつもこうなんだ。
背景をしっかり理解していないものだから、
言葉は余計に、心配は無責任なものになってしまう。

本人にしかわからないことがある。
言葉にならなくても当事者にしか感じられないこと。
口を挟まず、まず黙って静かにそれに耳を傾ける人になりたい。
傲慢だなと思った。


 * * *


久々に連休をいただく。
日曜は三条で『六ヶ所村ラプソディー』の上映会へ、
月曜は新津美術館にて「ファーブル昆虫記の世界」を見る。
どっちも永く観たいと想っていたので、
あまりに濃厚な刺激となって、
帰りの車の中では消化しきれずに混沌とする。
いつもの居酒屋のビールでなんとか薄める。鎮める。


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・昨日。
 天気も良く、一日畑仕事をしながら、
 ファーブルさんのことを巡らす。
 氏は幼い頃から詩人になることを夢見ていた。
 昆虫記にある文章は、虫への愛情を語った詩の綴りにも映る。
 立て続けに自分の子どもを亡くしたことが、
 ファーブルの生涯の研究にどんな影響を及ぼしていたのか。

 愛着と執着とは異なるもの。


・奇しくも子孫にあたる芸術家のヤン=ファーブルが、
 『ファーブル昆虫記』に刺激されて作品化したテーマが
 ”統合”を意味する「コンシリエンス」という言葉だった。
 後半でそれが展示されていたことにとても納得。
 芸術と自然科学との統合。
 昆虫の観察・実験と、詩との統合。


・虫の姿、鳴き声には無駄や嘘がない。
 形や行動にちゃんと一対の意味があってブレがない。
 鳥も他のいろんな生き物も。

 ニンゲンはけっこう特殊な「変態」動物だ。


・今日あたりから始める自然農。
 農薬肥料を使わず、耕さない。
 雑草も全部とらずに根を残す。
 虫も除けない。
 すべてが共生する実験。
 1年目はトライ&エラーの繰り返しだとも思うけど、
 良い畑にしたいなあと想う。


 * * *


ニンゲンの絵のウソとマコト。

<絵画とは、小さなウソを幾つも重ねて大きな一つの真実を作り出すこと>
<私たちが絵を見て立体を理解できるのは、
 絵には本来ない奥行きの情報を思い込みで補うからだ。>


あなたの言葉は、
どんなウソを借りてますか。
どんなマコトを表してますか。









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# by 907011 | 2009-04-01 05:00 | Trackback

小>大。

・旧暦3月1日の昨日は新月。
 今日から一日ずつ月が形を現してゆく。 

 月 火 水 木 金 土 日
 酔いどれの頭で、暦って善いなあとふと思う。
 「金」がしれっと入っているところがまたよくできている。

 今日は土の日。


・桜、花火、紅葉、雪見
 誕生、出会い別れ。
 とにかく何かしらにこじつけては酒呑む日々。
 油断するとすぐさま頭でっかちになりがち。


・傘さして、雪を見ながら職場の田んぼのあぜを歩いた。
 土筆が伸び始めている。
 桜のつぼみも膨らんでいる。

 野遊び。
 <遊びという言葉には、お祈りするという意味もあるんだ。>


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・自分の小さな、少しの笑いは、
 自分の少し大きめな悩みをひょいっとどかす。


 「客席から聴こえるたった一人の笑い声が、どれだけ力をくれるか。
  これで良かったんだって確認して、ほっとできるんです。」
 明るい舞台に一人立って表現している方に取材してた時の言葉。
 痛みを糧に、大エネルギーで絶叫しながら自己肯定を繰り返す一瞬の表裏。
 照明のおかげで真っ暗にしか見えない客席、
 その闇から届くひとり、誰かの笑い、その声に救われるのだという。


 小さな拍手が、大きな不安をマヒさせる。
 小さな肯定が、大きな否定をぬぐい取る。

 自分のしている小さなことが、
 巡り巡って、誰かの笑いにつながることもある。
 ”四次元のだるま落とし”みたいなことをたまに思う。

 遊びは祈り。


・軽さが欲しい。
 重さをどかすだけの軽さ。

 小さな、少ない想いが、大きな違いを消してくれる。

 小>大
 そんなこともある。
 この先もたぶんある。
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# by 907011 | 2009-03-28 06:58 | Trackback | Comments(0)