山中記

week。

それからのわれら。
運動会打上げの大焼肉大会のあと、
帰宅して5秒で寝る。18時就寝、1時起床。

5日。
二日酔いもなく、運動会の経費の精算して、
翌週末にある農業者会議の案内文書の発送準備etc.

長岡の”自然農友達”がそのまた友達を連れて、
2人で4時間ほど無化学肥料&無農薬『山中米』の草取り援農に来てくれたので、
一回目の草取。
今まで一人でやっていたので複数人で入るとさすが早い。
早いけど、濁って見えなくなるので並んで草取は難しい。
難しいけど、早い。

ふたたび一人になった昼下がり。植直しをして、余った里芋を少し植える。
夜、ふたたび書類づくり。

6日。
未明に「エコファーマー」申請の書類作成。
夜が明けて、29年産米・最後の田植えをした。
1畝もおそらくないだろう、”平八田”にて不耕起無肥料無農薬農法。
クワイが雨後の筍かの勢いで生えており(たとえが同じ植物でややこし)、
草取り、おおよそ1時間。
田植え、30分。
感慨、意外にこれといってなし。

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朝食後、自立経営農業者会議のミツタカ会長と打ち合わせ。
1時間くらい話したり電話したりしていたら、
事務所から「〇〇さんがキレた。」という一報(メール)が入る。
(○○さんっていうか、Oさんというか。)
ほぼ毎日のペースでごやっかいになっている方だけに、
2人ともナニガシカの責任やら罪悪感を感じて、あわあわしながら打ち合わせ終了。
”満身創痍”と誰もが感じていた○○さんなので、
なんだかんだで良いことだと理解し、
草刈りをして夕食を数年ぶりにつくり、子と食べて寝た。

予察調査の際に、JAヤシロユータ先生が
提出用の書類の所感のところにいろいろ書きつらねた後、
「(良い意味で。)」とまとめていたのが、なかなか良いなあと思った。

ほんの数文字なのだけど、しかしそれを書き足すことで
最後にほとんどすべてを良い方向に向けられるような、
親の総取り的キラー文句(良い意味で)だと思った。
単純明快な言動だけど、それがさらりと普通にできるヤシロ先生は偉いと思った。

7日。
エコファーマー申請、草刈り、ときどき監査委員。
夜、十日町に”うっかり”のM・イトーとイサオさんと打ち上げにいく。
いろいろ打ち上げ。
時計が0時を過ぎる頃、(普段20~21時就寝のため)半分以上意識を失いながら帰宅。

8日朝5時、すっきりとしていたので山にいく。
いつもより始動が遅かったのとつい熱が入り、遅くなる。
昼から農家組合長研修で柏崎にゆく。
その後懇親会でにぎやかに飲む。石黒人が格好良い。
JA高柳の男前・マサオさんに送られて20時帰宅。

9日。
とうとう「オクサ・スーパードライ」となり、水揚げ4時間。
超・乾燥。
植え直す一日。
夜、自立経営の監査および役員会。
満月の夜。明る過ぎるくらいだった。

10日。
夜明けダッシュで草刈りの後、オフ。
ガクが海を見たいというので、ほぼ一直線的に海に出る。
入りたいというので、入る。
ケーキなどを買って帰宅。
車に突っ込まれて閉鎖中のカフェスペースがある(良い意味で)ケーキ屋さんにて、
子が店員さんにも見える角度のところで指差した、
「いちごちゃん。」というモノを注文するのにすこし赤面する。
四十の男の口から発言しやすい無難なネーミング、希望。
甘いものを食い、よく寝て、翌週の健康診断に相撲取り状態でのぞむ。

11日。
同じく草刈り。
片づけをして車庫にいたら、重機オペ職人が現れ、打ち合わせ。
数日後から、植え付けしていない2枚の田直しをはじめようという運びになり、
村のユンボに乗ってツキヨメ沢まで歩かせる。

昼から「さわだや」で岡田区長タカアキさんに接待を受ける。
よく話し、よく食い、よく飲み、よく寝た。
夕方に自然栽培こんにゃくを植えた。

 * * *

会議と書類に割かれる時間も多いけど、
書類やメールは病的早起きで未明に事を済ませられるので良い。
残りの時間を去年よりも農業(畑まで手を伸ばしたいけどできず)に
当てられるようになってきた一方で、
暮らしの方、家のこと、子のことの優先順位が下がってしまっていたことを反省中。

日々おかげさまでいろんな依頼、相談、手伝い、お誘いなどもらいながら
慌ただしく過ごすものの、
その場で「できるだけ良い選択をしよう。」と慌てる性分で、
相手に良い顔を見せた結果、他との優先順位バランスが次々狂う傾向にある。
自戒。


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ただ、桑の木の下にいる時だけは、自分は無心になる。
はちみつをとるクマのようになり、次々に枝を持っておろしたりしながら
口と服と紫に染めながら夢中で食べ続ける。
桑の木の下でのみ生き物は平等である。
と中国の偉い人が言った、かどうかは定かではない。










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# by 907011 | 2017-06-13 04:24 | Trackback | Comments(0)

29年の山の中の運動会。



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4日日曜、運動会。善き日。
朝に天気が崩れていたので、グランドをあきらめて公民館に変更。

午前に集まって皆で公民館を飾っていたら、
通い作の人らが通るたびに車を停めて眺めていく。
ブンエイさん夫婦には「天皇陛下、来る?」と聞かれる。



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選手宣誓のリン(中1)。
すっかりたくましくなられていろいろ立派だった。
背も160センチくらいになり、自分などあっという間に越されるのだろう。

(写真は一部、高柳小・ワカツキ先生が黄色いシャツを着ながら撮影。)


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リンとガクによる競技前のラジオ体操。



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人はすくないけど競技数はけっこう多い。
いろいろ割愛して、パン食い競争。
パンはご当地麦麦ベイクさんから。
パン食いは確実に「いい画」がとれる。
右側、山中一の鉄人・フミオさん、EA(いい画)。


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真ん中、ジャージの素敵なマサさん、EA。
マサさんは自分のチーム(開会式で適当に並んで編成)を2連覇に導く強い組長。
右に「女が少ないと書いて妙(タエ)」さん。
<『村田妙自己紹介集』(未刊)より抜粋>
左のチヨさんも気合が入っていて、この日おろしたてと思われる、
大阪のおばちゃん的な派手な柄の勝負服(負けたけど)を着ていた。

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保護者(山で右足を負傷中)、中1、先生。
中学校ズは黒服とメガネで3者とも体型がシュッとしている。
ミネギシ先生(新婚)、男前。マラソン最強。
のいずれでもなく、
写真右ギリギリのところで貴婦人なみの頬杖をつくタカコさん、EA。

タカコさんは日常においても大阪のおばちゃんに負けない水準で柄が派手。
たまに玄関先で、タカコさんと話しているのか、
プリントされた大きな猫と話しているのかわからなくなる。

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ワンカップレース。
キンキンに冷えたビールやジュースをストローで飲む。
冷たい炭酸をストローで高速飲みするのは難しい。
撮影俺。黄色いシャツがワカツキ先生。

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撮影ワカツキ先生。
青い帽子がビールをこよなく愛する俺。
コップの中が皆なくなって立ち上がってから、
冷たくてまだ飲みきれていないことに気付いた悲しい表情。
Not EA。
俺はビールのことで人に負けることだけは嫌いだ。


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集団じゃんけん。
じゃんけんなのだけど盛り上がる。

年寄りができること。子どもができること。
皆で集まると、何ともなさそうなことでも
だいたいのことが笑いに変わる妙(○みょう×たえ)。


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そして最後のマラソンへ。
今年はスタート地点まで軽トラで送られる。
これを乗り越えれば焼き肉にたどり着けるが、年々たしかにきつい。
ニンゲン、ちょっと不安になるとへらへら笑う傾向にある。
隣りのミネギシ先生に「漁船にこれから乗せられる人の気分ですね。えへへ」と
ヘラヘラしながら2回言うの画。



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なんとか走って戻ってきて閉会式。
前述のとおり、チームマサさんが連覇。
勝因は不明。
大会長挨拶で毎年言われますが、
どのチームが勝っても負けても我らの暮らしに1ミリの影響も無し。
この優勝旗を1分くらい(直後に万歳があるから)持っていられるという特典だけ。


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直後。
”きんねん”父ちゃんによる万歳三唱で無事閉会。
公民館開催は天候や中身によって、すぐ隣りの外でできるのでかなり良かった。
大盛況で幕を閉じた。
その後、恒例の大焼肉大会を入念に行った。
酒のいろいろ、割愛。

 * * *

チヨさんが飲みながらエヘヘと珍しく微笑みながら膝を突き合わせてきて、
「じつはこの前、お前の軽トラとすれ違うときにこすったんだかもしれない。テヘヘ。
 ごめんよ。エヘヘ。ビール、うまい。」
と告白された。
ニンゲン、ちょっと申しわけないときもヘラヘラ笑う傾向にあるようだ。






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# by 907011 | 2017-06-10 05:23 | Trackback | Comments(0)

おしらせ。


<ドキュメンタリー映画の小林茂です。
皆様のご支援で完成した映画『風の波紋』の自主上映が
各地から依頼が来ております。
久しぶりに新潟でありますので、ご案内しました。

グリンイメージ環境映像祭審査員特別賞 『風の波紋』公式サイト
 

『風の波紋』コメント

内山 節(哲学者)

それは手づくりの世界でもあり、
この大地とともに暮らすプロフェッショナルな人びとの世界だ。
進歩ではなく、深められていくことを喜ぶ世界。
発展ではなく永遠の世界。
技術ではなく技の世界。
知識ではなく知恵の世界。
そしてこんな人間たちの営みを見守っている自然。
それはいまでは多くの人たちがあこがれている世界だ。



7月29日(土曜日)
時間:10:00〜、14:00〜 『風の波紋』上映
※14:00の上映の後、天野さんのミニコンサート 小林監督トーク

会場:新潟県十日町市 十日町情報館 https://goo.gl/maps/CGmXSA3SLkz
料金:入場無料>



是非!





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# by 907011 | 2017-06-09 03:02 | Trackback | Comments(0)