山中記

予察。

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先輩農家から「ヨサツはやっておいた方がいいよ。勉強なるし。」と言われ、
NOSAI(農業共済)の予察調査の仕事をもらった。

9時半。農協にゆくと、塩沢”たなか”のミツノブさんと、
自分と同じく「始めてなのだが・・・」のセリフ一本槍を貫く、
町事務所ヤマダ君との少数精鋭型調査体制だった。

班を二つに分けて、俺はJAの若きエース・ヤシロユータ先生と
JA車(スバルのいい軽トラ。エンジン停めてもしばらく低く唸っている)にて、
岡田2圃場、岡野町2、栃ヶ原1、塩沢1、山中1を回った。

今まで植えたら植えっぱなしのようなもんで、
虫のことも初期の育成もほとんど観察する間もないままに、
次の作業ばかりしていたので、
仕事(かなり高給)とはいえ、こうして教わりながらやれて、
また移動中にヤシロ先生といろんな作業体系の話ができて、
頭が整理され、実によい時間を過ごせた。
写真はイネゾウムシ(うろ覚え)。
昨日は3種くらいの虫(一圃場あたり50株)と補植の有無などの内容だった。

イネドロオイムシというのが手元の虫カタログの一番上にあったが、
「これは予察で一回出あうかどうか、昔板畑で一度見たことありました」
とヤシロ先生。

塩沢の横沢(うろ覚え)に行ったら、居た。
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俺が「おー、ラッキーだな。写真撮ろうか」とカメラを出したら、
さすがの営農エースはすばやく手もとの白紙スペースに置き、
横に文字を早書きする。
1枚撮ったところで誤字に気付いたエース。
修正も素早かった。



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これはネコ。
ネコという名の猫。
主に夜中にヒトの手足をかじる被害が発生。
これも素早いので写真には映りにくく、
残像で訴える昔気質のタイプの猫だ。

予察調査を終えて帰宅後、昼と午後1時間くらいかけて、
ゆっくりゆっくりと「山中米」の田植えを終えた。
それでも下手な箇所(田が三角なので難しい)が残ったので、明日植直し予定。
来週一回目の草取りに入りたい予定。

夕方、ガクという名の子が”まごすけ”さんにテレビを見に行ったので、
引き取りに帰り、宮城の笹窯をつまみながらビールを2本いただき、
花カッパなどを観賞。
まごすけの9歳離れた兄弟のエピソードなどがいちいち面白かった。


 * * *

<あんない>
昼食・温泉付きで魅力的。
4日はツリークライミングとフィールドの整備を行うそうです。
我らは運動会。

是非!


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# by 907011 | 2017-06-02 04:54 | Trackback | Comments(0)

平成29年産米の春仕事。

6月にダイブ。


進捗状況メモ。
①代かき 完了
 <その他>
 不耕起田1枚
 休ませる田2枚(夏に田直し)



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②田植え
 不耕起田1枚



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③補植(植え直し) 残り18枚




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# by 907011 | 2017-06-02 03:46 | memo | Trackback | Comments(0)

交流下手。

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運動会(4日)までにけりがつくか、春の農繫。
昨日は義父の棚田オーナーさんが来山(中)して、田植え体験。
昨年に引き続きどころか、新たな家族・ソウタ君が増えていた。
乙女座の男(俺も)たちは「乙女座の男」という言葉のせいか勝手に親近感がわく。
略せば乙女男だから。

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はじめに枠を転がしたところで手植えを、
その後若手は田植え機に乗ってもらった。
前をあまり見ずに振り返るソウタ。
この後、向こう岸に着く前に泣いて機械からお母さんのもとに手渡された。

 * * *

中山間地域で農業見習いになると、
半数以上の確率で研修先(地域でも頑張っている農家)が
「棚田オーナー」制度に取り組んでいて、その手伝いをするケースが多いと思う。
自分もそのくちだった。
で、(※上記した山中オーナーとは別の、10年以上も前の話です)その際に
都会から山に来た解放感だったり、
変なスイッチ(私がこの自然を守るみたいな)が入ったりして、
予想以上に目に余り(夜飲み食い散らかし、寝ない。朝起きてこない)、
辟易しながらゴミや酒瓶の片づけ・掃除をした体験が心身に刻まれた。
いわば自分には
「棚田オーナー=接待しなきゃいけないもの」
という図式が焼き付けられたままだった。

去年から義父のもとでふと始まっ(てい)た、
このオーナーは山中出身の方なので、ひじょうにその点話が早いし、
妙なスイッチもなく、ごくごく普通に家族でわっせわっせと
田んぼを楽しんでくれるので、お手伝いしながら
俺の過去の苦い記憶も清浄化されてゆく。
そして自分も友達と「山中米棚田づくり」などを考想するのでした。

子が起きてきたのでおしまい。





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# by 907011 | 2017-06-01 04:31 | Trackback | Comments(0)