実験畑メモ。
構想数ヶ月。
”実験畑”に、やっと本格的に着手できた昨日。
マツ君をお供に測量して、牧草地を三つの実験畑に区画した。
以下、仕事用の備忘録メモ。
1.「有機畑」:いわゆる無農薬有機農法。化成の肥料、農薬は使わず、
動物性もしくは植物性の有機物を使う(牛ふん、落ち葉、牡蠣殻など)。
益害虫対策も有機物を用いる(木酢液など)。適宜、耕運する。
主担当 松崎
2.「自然畑」:何が「自然」かは別の議論として(農業自体がすでに自然じゃないから)、
一言でいうと、不耕起・無農薬・無肥料の農法。
”雑草”は支障がない限り抜かず、土壌の養分をその草(光合成)で還元する。
だから一見、草だらけで他の畑とはおよそ似つかず。マムシにご注意。
草を刈る場合は、表土のところからノコギリ鎌で刈り、
刈った草を敷いて表土を覆い、土中の根は残す。
表土を裸にしないことが原則。乾燥を防ぎ、虫を呼び、雨等で崩れにくくする為。
「草のない畑は、砂漠と一緒」。
虫もそのままに活かす。いたずらな虫もいれば善い虫もいるから。
特に、草を残すことで表土を乾燥させない土中は、
雑草の根や、虫やミミズによって耕され、
また、有機物(糞や死骸)が施されて、柔らかい土が続く。
「森の土はどうしてあんなに柔らかいんでしょう?」。
害虫対策としては、作物それぞれの相性やハーブなどを使うコンパニオンプランツ、
虫の天敵を呼び寄せて食物連鎖させるバンカープランツを利用。
自家採取して、その土に合った種、作物を連作して創っていく。
「持ち込まない、持ち出さない」をテーマに、永続可能な農業の実践。
かなり哲学的だと思うけど、著書を眺めると宗教と並行する部分があるので留意。
主担当 伊藤
3.「自然蕎麦畑」:上記の自然農法と同様の蕎麦用畑。
詳細未定だが、草が伸び切った上から蕎麦の種をばらまき、
その後、一斉に草刈りをして、枯れ草をそのまま敷く。
収穫後、手打ち蕎麦講座で使用されたり、一部販売されて、
自分らの口にもつるつるっと入ってくる予定(は未定)。
主担当 誰??
以上。
ということで、とにもかくにも始まった。
昨日も暑かったけど、なにせ牧草地の開墾。開拓。
もともと区画の場所は「岩野」と呼ばれていた、まさに石だらけの土地。
屯田兵だの、賽の河原だの言われながらひたすら二人で石を積んでは運んで捨て、の繰り返し。
畑状況:散々たるもの。
後半は、ピラミッドつくった人たちの気持ちがわっかる、とか、
この石で何つくろう、石の家(北の国から風)にしようか、岩風呂もいいなあ、とか、
石釜でナンを焼いて、スパイス育ててカレーをつくろう、で、山火事で畑全焼、などと
現実逃避の16:30。
進捗状況:微々たるもの。
<笑い合いたい。>(去年6月4日 手帳にあった文字)
今日の目標 ・有機畑と自然畑で、一畝ずつつくって待ちに待たせている野菜苗を定植。
・火曜に腰を痛めたマツ君に注意。
・ユーモアを。
「なんでもつくれるなあ」と思う。
実際、なんでもやってみろ、試してみろと言われることが、
ありがたいし、素直に嬉しいから頑張れる。
そして、何よりも、好き勝手放題、自由に泳がせているようで、
遠巻きに、要所要所は大怪我しないようにちゃんと視ている(であろう)親方たち。
自分もまた、新人マツ君をいかに盛り上げて活かすか、私的にかなりな宿題。
昨日は上手に笑いのツボを刺激する余裕があり、二人笑い合ってました。
炎天下でやや自虐的だったけど。
痛みは糧に。
<私も自伝など自費出版しちゃうのであろう。
OKです! いただきましょう!!>
(『幽玄漫玉日記』桜玉吉)
身体は難儀だけど、
”実験畑”に、やっと本格的に着手できた昨日。
マツ君をお供に測量して、牧草地を三つの実験畑に区画した。
以下、仕事用の備忘録メモ。
1.「有機畑」:いわゆる無農薬有機農法。化成の肥料、農薬は使わず、
動物性もしくは植物性の有機物を使う(牛ふん、落ち葉、牡蠣殻など)。
益害虫対策も有機物を用いる(木酢液など)。適宜、耕運する。
主担当 松崎
2.「自然畑」:何が「自然」かは別の議論として(農業自体がすでに自然じゃないから)、
一言でいうと、不耕起・無農薬・無肥料の農法。
”雑草”は支障がない限り抜かず、土壌の養分をその草(光合成)で還元する。
だから一見、草だらけで他の畑とはおよそ似つかず。マムシにご注意。
草を刈る場合は、表土のところからノコギリ鎌で刈り、
刈った草を敷いて表土を覆い、土中の根は残す。
表土を裸にしないことが原則。乾燥を防ぎ、虫を呼び、雨等で崩れにくくする為。
「草のない畑は、砂漠と一緒」。
虫もそのままに活かす。いたずらな虫もいれば善い虫もいるから。
特に、草を残すことで表土を乾燥させない土中は、
雑草の根や、虫やミミズによって耕され、
また、有機物(糞や死骸)が施されて、柔らかい土が続く。
「森の土はどうしてあんなに柔らかいんでしょう?」。
害虫対策としては、作物それぞれの相性やハーブなどを使うコンパニオンプランツ、
虫の天敵を呼び寄せて食物連鎖させるバンカープランツを利用。
自家採取して、その土に合った種、作物を連作して創っていく。
「持ち込まない、持ち出さない」をテーマに、永続可能な農業の実践。
かなり哲学的だと思うけど、著書を眺めると宗教と並行する部分があるので留意。
主担当 伊藤
3.「自然蕎麦畑」:上記の自然農法と同様の蕎麦用畑。
詳細未定だが、草が伸び切った上から蕎麦の種をばらまき、
その後、一斉に草刈りをして、枯れ草をそのまま敷く。
収穫後、手打ち蕎麦講座で使用されたり、一部販売されて、
自分らの口にもつるつるっと入ってくる予定(は未定)。
主担当 誰??
以上。
ということで、とにもかくにも始まった。
昨日も暑かったけど、なにせ牧草地の開墾。開拓。
もともと区画の場所は「岩野」と呼ばれていた、まさに石だらけの土地。
屯田兵だの、賽の河原だの言われながらひたすら二人で石を積んでは運んで捨て、の繰り返し。
畑状況:散々たるもの。
後半は、ピラミッドつくった人たちの気持ちがわっかる、とか、
この石で何つくろう、石の家(北の国から風)にしようか、岩風呂もいいなあ、とか、
石釜でナンを焼いて、スパイス育ててカレーをつくろう、で、山火事で畑全焼、などと
現実逃避の16:30。
進捗状況:微々たるもの。
<笑い合いたい。>(去年6月4日 手帳にあった文字)
今日の目標 ・有機畑と自然畑で、一畝ずつつくって待ちに待たせている野菜苗を定植。
・火曜に腰を痛めたマツ君に注意。
・ユーモアを。
「なんでもつくれるなあ」と思う。
実際、なんでもやってみろ、試してみろと言われることが、
ありがたいし、素直に嬉しいから頑張れる。
そして、何よりも、好き勝手放題、自由に泳がせているようで、
遠巻きに、要所要所は大怪我しないようにちゃんと視ている(であろう)親方たち。
自分もまた、新人マツ君をいかに盛り上げて活かすか、私的にかなりな宿題。
昨日は上手に笑いのツボを刺激する余裕があり、二人笑い合ってました。
炎天下でやや自虐的だったけど。
痛みは糧に。
<私も自伝など自費出版しちゃうのであろう。
OKです! いただきましょう!!>
(『幽玄漫玉日記』桜玉吉)
身体は難儀だけど、
しっかし、おもっしれなー農業って。
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by 907011
| 2009-06-05 05:33
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