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山中記

第2戦。

稲刈りマジック、いったん消滅。
泥仕合。昨朝少し駒を進めて残り二枚となったものの、雨で中断。
台風待ちでしばし没収試合。
今季初めて使用したバインダーの結束というのは意外にゆるかったので風が心配。

「結束のゆるさ」という言葉の響きには、ワタシも思い当たる節だらけなので内心ドキっとするけども、
しのげ、稲架。受けよう、雨漏。

第2戦。_b0079965_613224.jpg

朝鶏の寝床を開放しに行くと、
見るたびにどんどん増えている山中のいりご(くず米)やら米ぬかたち。

鶏たちがいることで、ニンゲンが持て余す穀物や葉っぱの残さの
最終的な落とし所となってくれて、ヒトも喜び鶏も喜ぶ。
はらわたを通って鶏ふんに変換し、気が向くとたまに卵を恵んでくれる。

家人が山中と長岡とで鶏の居る暮らしを始めて5年くらいになるんだろうか。
可愛がっているうちに気付けばすっかりベテランパートのおばちゃん的老鶏だらけになってしまい、
卵があまり無い。
この冬こそ意を決してジジ(雄)などから頂き、
適齢期の若いオナゴを入れてグッドバランスをはからねば。
田舎暮らしの鶏関係に新しい風を吹かせねば。

そんなことを想いながら昨夕は久々に「鳥徳」の焼き鳥30円をむさぼり食い、
ジョッキに安ワインを注いでは飲み、1リッターくらい補給したところで寝ていた。
夜中に目覚め、もみ殻をどう使おうかなどと昔の現代農業をあちこちむさぼり読んだら、
農法と理論が佃煮にするくらい際限なく登場し、なおさら混乱したかもしれない。

鶏の床として一年ごとには良い肥やしがつくれるが、
当面この秋出たもみ殻の、水をはじくロウの成分をいかに少しでも発酵させて田に返すか。
すっかり山の気温も下がり、稲刈りは延期されて気が揉まれる雨の日。


高校受験を迎える友達の弟の話。
「次の文章に3つの単語で答えなさい。
『Is this your book?』」
彼の答えは・・・・「Oh!yes yes.」
腹がよじれるほど笑いました。
(『言いまつがい』より)




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by 907011 | 2014-10-06 06:47 | Trackback