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山中記

常識を疑え。

グルグルハウス高柳のブログに、
オオムラサキが羽化しました」がエントリーされていた。
植樹会の後の食事会で、サイトーさんがさなぎを3つぶらさげて持ってきて、
触ってみてといわれるままに触れると、
さなぎがブルブルブルブルと昔のおもちゃのように激しく震える、
というアトラクション(あまりやり過ぎては蝶にいけないらしい)を体感。

ワタシはイマイさん渾身のカレー(美味いので勧められるままに鍋でもらって帰った)やサラダや、
黒ニンニクをつまみ、ビールをいいアンバイでいただいて、
おっかなびっくりながらブルブルさせてみたが、子・ガクは自分では触れず、
人に「ちょんして、ちょんして」と遠隔操作指示をするばかりだった。

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3日日曜日。
雨の村普請。
取り付け道路の草なぎ。

10数人が出てくれたおかげで、
途中雨降りの一服を15分くらいしたのに、1時間半ほどで終了。
今年はいろいろ妙に前向きな年だ。

常識を疑え。_b0079965_3354248.jpg

一服のときに土木係の親方・ヒコスケさんが飲み物を配って回ってくれた。
耕耘機で降りてきた”きんねんの父ちゃん”に、
なっちゃんアップル味と午後の紅茶ミルクティーの二者択一をさあさあと迫ったら、
一同の予想(俺以外もおそらく)に反して、ミルクティーをチョイスした。

きんねんとうちゃんが午後ティーをしばらく眺め、
小さな声でぼそっと、
「まだ午前だけど、まあ仕方ねえか。」
とつぶやくのを聞きながら、俺はアップルを一気飲みした。

午後の紅茶という名称にともすると自分などは慣れすぎているのだと思う。


Dive into Yamanaka.
慣れは「感性の老化」だ。
雨の中から感性を羽化して、山から飛ばせたら。
その方法を手繰り寄せられたら。

「未明の山中茶(柿葉+桑葉)」を煎じる朝。



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by 907011 | 2016-07-05 03:55 | Trackback