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山中記

手渡しにゆく。

19日。
朝に神社で「賽銭とり」の当番。
2戸で担当が回ってくるので、ストーブにあたりながら
隣の”しょうべえ”チヨさんと1時間ほどあれこれ話す。

精米して供物の米をつくる。
残りは田のない離島へよっこらしょと運ぶ予定。

農協と電話でやりとりして、
前日にはさから稲あげしたわらを1把20円×15×30束で予約がきたので
受け渡しの算段を電話で済ます。
NOSAIからも連絡が来て、集落をうろちょろする。
時間が中途半端に余ってあと何しようかなと思っていたら、
高尾集落の農家先輩からもみがら余ってないかと連絡をもらい、
田にすきこもうかどうか、まあ後回しにしようかなと思っていた、
もみがらを3袋詰めて、運んでいってくれた。去り際に1000円いただく。
午前数時間で一日以上分かせげたので、早い昼飯を食べて30分くらい寝床で本を読む。
村上龍の『半島を出よ』、ゆっくりと読んでいるものの、
北朝鮮からの精鋭部隊が福岡ドームを占拠してテロを仕掛けるという、
そのスピード感や侵入のたやすさetc.なかなかリアルな怖さがある。

13時から神官さんに来てもらい、
セガレの七五三の祝詞をあげてもらい、ぽつぽつ集まった皆で集落の秋祭りをしてもらって一杯。
終わると同時に雷雨が続き、
廃村になった山中の上のいわの集落跡にある諏訪さまの掃除と落とし板は延期。
いま書いていて思い出したが、神社ののぼり旗もたてたままで撤収してなかった。

 *

18時半から「話し合い事業」で今年から石黒入りしている、
関原剛さんのワークショップと入念な懇親会@姫ノ井・酒の館に初参加する。
関原さんには12月にかやぶきの家で講演会とより入念な懇親会を行って以来。
相変わらず気持ち良いキレのある展開を見せていただく。
22時、門出和紙の悩めるセガレ・ショウゴ君に山中まで送ってもらいバタンと寝る。

昨日、山中の会計監査。
天気もあまりよろしくなかったものの、
その前後にトラクターに乗って、17時までかかって
ツキヨメ沢の最奥の31年産米を増やす田んぼを打ち終える。
日が短い。

明日、グルグルハウスさんへの最後の配達と、
もう一つ、精神的にひじょうに大口の寄贈米手渡し配達一泊二日がひかえている。
明日の午後に高速を光速で走り、夕方には船の上の人となり麦麦父ちゃんと麦酒を飲む予定。
1時間後に13,4年ぶりの再会がひかえており、
うまくことがすんなりと運ぶかどうか、まあ降り立ってみなければ謎ですがなんとも緊張する。

六条大麦が発芽した。
が、途中で種が切れてしまい、
届いた大袋を少しでもまいてから船の上の人になりたい。
冬に薪ストーブで焙煎麦茶の試作ができれば、麦もワタシも温かくてアンバイが良い。




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by 907011 | 2018-10-21 05:25 | Trackback