ラスト秋。
われわれキリギリス業界に衝撃の「来週月曜から雪。」の予報が入ってきた。

湯沢の温泉だーと浮かれて、まだまだバイオリン弾きまくりのつもりだったキリギリスについに冬が迫る。
ここからが我ら、この業界人(「尻に火がつく」の雪バージョンに迫られ泣きながら外のものを内にしまったり、内のものを出したり、右のものを左に動かした後、翌日にしばらく黙考の後思い直して再度右に運んだりもする。)としての長年の経験が問われる(ギリギリまで余裕をこいておいて、雪の下になりながら雨具を着て涙しながら動く。時には雪をスコップで無言で掘り続け、ホースとか鉢とか薪にしたい木などを掘り出したりするのが業界のなかでもなかなかの「通」とされる)。
問われる、っていうか学習能力ゼロをさらけだすのみのラスト秋。雪はまだ想定外でバイオリンモードだったので、今週は会議とその他事務作業でほぼ2日、それと、新潟市まで高速移動したりしながら15時まで過ごすという約束を、軽~く返事してしまった、農業機械設備投資のための1日もはさまっていたのでした。
ならば残りあと4日がんばった頃に、たぶん雪。積もり始めるかも。今年は久々にスコップで雪の下、掘ってるかも。稲刈り後の「しびれる」(※1)秋、おそらくその残り4日間のキリギリス時間到来かも。
※1:百姓のそば屋『ふかぐら亭』店主ヒデキさんがよく、他人もちゃんと難儀をしているかどうかをチェックする際に用いる言葉。
例:「おー、イトー君。どうだ最近、しびれてるか?」 「どうも最近のお前さんは、しびれ方が足りないなあ。それじゃあまだ甘いなあ。」 「お!!その顔はだいぶしびれてるげだなあ。やっぱりそのくらいど~んとしびれないとなあ、イトー君よ。」etc.)
しばれる前にしばらくしびれます。

ライ麦のことを書こうと思っていたのだったけど、まあいいかも。
しびれながら晩秋と冬の始まりとがつながりだす、連綿とした我らの暮らし。
<群にいても、個たちであること。 個力の交感する波紋は駆動する変化であり、美しい。 生きるための要素を、他者に委ねてはならない。 未来を切り売りしてはいけない。それは鎖になる。>(『山里からの箴言』)
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by 907011
| 2020-11-23 09:28
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