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山中記

平成を生きていた頃のぼくら。

5年手帳(文庫本サイズ)を持ち歩いて使っている。
3色ボールペンを使って、その1日のなかで、
農業系のやったこと(含む「やりたいこと」のto doリスト)を赤ペン(皮肉にも赤字)で、
村の自治のことや会議とかその他、役職としての仕事を青い字で(冷血な対応をこころがけております)、
他の私的なこと、家のこと、自分がただ単純にしたいこと、したことを黒字で殴り書く
(赤字に対するソフトマネーというやつですね。手帳の予定に黒い記載が増えることが善き傾向だと思われます)。

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毎朝、去年何したかがわかるので使い勝手が良いんです。
が、去年の今あたりはほぼ「負けたボクサー」みたいになって燃え尽きており、
我が故郷東北において、まだ旅行したことのなかった「青森に行きたい。」と、
おそらく、渡米結婚した友人・タカオ君の「太宰治『津軽』」の話を思い出しては、
「そうだ。青森にいこう。生まれてすみません。」などという創造的自己破壊を繰り返していたんだと思われます。

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去年の記録があまりに情報不足だった(プラスあったかくて雪もほとんどなかった)ので仕方ない、
おととしの手帳(2018年までは単年度一冊ずつ)の今日を見る。

「コンバイン掃除」などの書き込みを見て、ニヤリとほくそ笑む。今年はもう格納してあるから。
夜は愚息の七五三衣装合わせに同行していて「偉いですな。」とほくそ笑む。
(その右側半ページは所感を書く空欄があり、
 よく見たら、「派手」と書かれてあった。写真スタジオで着せられていた衣装のいろんな色にくたびれて)

一番上には、「公民館に防災用に二段ベット買えないか」などと、
ゆるゆる自治的な自問自答の跡も見られた。

一年前のワタシも、
一年後のボクも、
まあつまりは明日の俺も、
果たして何を思いついて、何をしたがっているのやら、
誰にも予想はできないものだ。

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「・・・そこがおもしれえんじゃないっすか!」とみうらじゅんさんは言う。

LIFE is「不安タスティック」。








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by 907011 | 2020-11-25 06:38 | Trackback | Comments(0)
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