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山中記

春、フキノトウ包囲網。

”きゅうさくいえもち”のマサコさんから
「なー(お前さん)はふきのとう、食うか?」と聞かれたので
「食うね。」と答えて一袋もらった。
生まれてはじめてふきのとうの下処理をした。
端とかの茶色いところを落として、
30秒ゆがいてあく抜きして刻んだだけだけど。
おひたしにしたり、高尾集落からもらったうまい蕎麦の薬味に入れたり、
味噌汁の具に足したりしてほろ苦みを楽しんでいる。楽しい。

たぶんしてみたかったことの中から、いかに小さくても一つやれたことが増えるということは、
小さくて簡単ながら、好きなことが一つ増えるということでもあるのだなあと思った。
(直接の動機はtanneのA氏のツイッターで”ふきのとう卵のせパン”を見たからだけど)

 *

自分はおそらく好きなことがわりと少ない。
嫌いなことや感情があまり反応しないことが多いということなのかもしれない。

熱しやすく冷めやすいから、
好きだったけどそれほどでもなくなったことが多い。
逆に、嫌いだったけど好きになったことも案外と多い。

自分には「すごいなあ」と感心させられる友達が、いっぱいいる。
友達は好きなことをたくさん持っている人が多い気がする。
自分と友達とは、好きなものが共通していることもあるけど、
たいがいは、自分が知らない(あるいは無反応だった)ことを
友達がおもしろそうに語るのを見て聞いて、知ったり感心したりする。

友達は好きなことを嬉しそうに手に抱えてやってきたり、
ふと何かを見つめて、見つけて、
実況をはじめたり、しゃがみこんで写真に撮ったりなどする。

自分は好きなことを手に乗せて眺めてばかりいるものの、
嫌いなことや無反応なものをどんな目でもって見つめてきただろうか。

あらためて知って、好きになることがたまにはあるほうがいい。
熱しやすく冷めやすいでもなんでもいいから、
たまに出会い直せばそれがいい、とワタシは思う。










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ブログテーマ:春の食材
by 907011 | 2023-03-24 06:34 | Trackback | Comments(0)
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