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山中記

大道具。

・たまに情熱大陸みたいな、
個人の密着ドキュメントを見ている最中に
覚めているのかなんなのか、
途中でふと”俯瞰”をしはじめるもう一人の自分の人格が顔を出す。

そして、
「このヒト、じつは
 全然無関係の役者がただ脚本通り演じているだけだったらどうしよう?」
と滑稽なような、不安のようなものに駆られてくる。

・一度そう思ってしまうと
もうだいたいのドキュメンタリーについては、途中で
「役者だったらどうしよう」問題が頭について回る。

見終わる最後にはだいたい決まって、
「ロバート秋山ってすごいよなあ」という感想まみれになる。

自分が知らないだけの、
世の中のすごいヒトたちに
熱く密着したドキュメンタリーを目にすればするほど、
最後の感想として、ロバート秋山を賛美して終わる。

多重人格者である自分の顔には
多重ゆえの何パターンかのお面があって
それを被り分けて社会、日常を生きている。

・DAZNという動画(YouTube内)でサッカーの試合をときどき見る。
これもまた、少しずつ”役者を探してしまう目”が顔をもたげてくる。
はじめは監督がまず、(思い入れのない監督であればなおさら余計に)
役者が演じている表現に見えてくる。
派手なガッツポーズし過ぎだろ、サッカー素人かよ、とか。
あの黒板の小さいやつみたいなのに
いろいろと選手の配置プランとかを書いたり貼ったり
ときどき内ポケットから手帳を出してメモしていたり、
書くものを開けば開くほど、俺には脚本を再確認する役者に見えてきて仕方ないのだ。
毎度ではないですが。

・次第にサポーターもじつはエキストラだったら、と映ってくる。
最後に選手も含めてスタジアム全体が一つの芝居か動画作成の空間に見えてきて、
なんならスタジアム自体も特別につくった大道具ではなかろうかと、錯覚する。

「目に嬉しい」という表現があるけど、
こうした場合「目に怪しい」という感じの気分にもなる。

・「見てきたものや聞いたこと いままで覚えた全部
 デタラメだったら面白い そんな気持ちわかるでしょ」
とブルーハーツ(情熱の薔薇)は今日も唄う。
そんな棘があるかもしれない情熱野薔薇。

答えはきっと奥の方
心のずーっと奥の方


・集中できない会議中とか、
だいたい上記のような全然違う妄想をたぶんその都度しています。
「役者に見えるかも」という切り口でいろんな場面、会合を眺めていると
おもしろいですよ、
デタラメだったらおもしろい。
そんな気持ち、わかるでしょ?







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by 907011 | 2023-06-22 04:21 | Trackback | Comments(0)
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