文化か、文明か、それが問題だ。
人間の行動、そのすべての発端は「不快感の解消だ」と
立川談志さんが話していた。
不快感を快適に変えるために人間は行動を、思想を重ねるのだという。
いちばん大きな不快感は「死」だ。
いつか死んでしまうことに対する恐れの不快感。
その手前に病気に侵されたり、大病に対する恐れの不快感があると思う。
さらに手前に飢えや寒さや、
さらには手持ちのお金が少ないことへの不快感がある。
親友、パートナーが欲しいけど満たされていないというのも不快感だろう。
このまま歳を重ねてしまうのだろうかという、
恐れがつねに不快感に変わるのだと思う。
なおも談志は言う。
快適さを自分の手で追求するのが文化で、
お金で他人や機械にやってもらうのが文明である。
たとえば家が暑くて、窓を開け放つのも
不快感を快適さへと、自分の手で変える文化だと話す。
同時に、文明は文化を壊すかもしれないと危惧されていた。
今日、文化の日。
「15時のおやつは文明堂」とセガレが湯船でつぶやいていた。
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by 907011
| 2023-11-03 08:47
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