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山中記

鶯。

帰ってきたら、だいぶ雪が消えていた。
もうすぐ4月初めにして4ヶ月ぶりに車が家に入られそうだ。
そして山中ではコロナがちらほら登場していた。

3月31日、年度末。
ホーホケキョとウグイスの鳴くのを聞いた。
ウグイとウグイスは関係ないかなどと妙なことを思いながら聴く。
朝起きて外で鳥と水の音を聴くのがルーティンになっている。
視覚を閉じて聴覚をオンにする。
暮らしている間はずっと視覚に頼っているばかりだ。

ウグイスが鳴くといよいよ田んぼに行かなくてはという気分にもなる。

春、始動せねば。
5日には高尾集落ミツタカ先輩と
苗箱500枚に土を詰める作業予定。
4月1日から休んで遊びに出るというのは
「ふっふっふ、ざまーみろ世の中」的な気分にひたれて好い。
べつに世の中はざまも見ないし、通常通り始動して回っているにせよ。
そして、富山の「きときと寿司」というのはえらく美味しくて
我ら一族郎党、それぞれに感嘆しながら頬袋に詰めるのでした。

移動しながらずっと思っていたけど、
日常の風景のなかで、
数十分であっても海を目にする暮らしというのは素敵だし、
よりうらやましいのは、集落に川が流れていることだ。
家の近くで川の流れを楽しめる集落は高柳でも数多くあるが、
残念なことに山中には川がない。
川さえあれば極上の農山村(の一つ)だと思うけど、
「ないもの」がいくつかあって憧れているうちが花、というやつかもしれない。


令和6年度の狩猟免許取得に関係する講習や試験の日程が出た。
家庭の事情で銃を取り損ねた不肖ワタシも
仕切り直してわな免許でも取ろうかな。
でも、猟友会に入ると年度の更新ごとに数万単位で
けっこうな費用がかかるということなので慎重に状況を見たい。

でも「知恵比べ」の世界には惹かれるものがある。




俺は盗みに入る相手を見つけたら、
まずその人間の生活リズムを調べる。
じっくりと時間をかけてな。
そうしていれば自然にそいつの半生を思い浮かべられるものなんだ。
こいつは自分の人間観察力と想像力を試されているようなものだ。
真剣勝負だよ。それを必死にやる。
そうすれば部屋のレイアウトや様子なんてのは、
実際に見ていなくても手に取るように分かるものだ。
だから俺にとっては、
忍び込んだその時が一番の楽しみなんだ。
自分の想像がどれほど正しかったかが分かる瞬間だ
(伊坂幸太郎『ラッシュライフ』新潮文庫)



鶯。
手書きをせよと言われても書けない字シリーズ。





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by 907011 | 2024-04-02 07:02 | Trackback | Comments(0)
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