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山中記

M23.

基本、どこにいても「部屋の中」が自分のスペースなんで、
窓の外の景色はどこでもいい。
アメリカでもドイツでも日本でも。
窓の中に自分のスペースがあれば、なんでもできる。
だから、窓は、なきゃいけないんです。
で、その中で、夜、絵を描いてると、
自分が宇宙船の中にいて、そこでひとり絵を描いてるような気分になる。
外から見ると窓から光が漏れてて、
自分の宇宙船だけが浮いてる。
その中で絵を描いてる。
(奈良美智さんが『ひとりぼっちの絵描き。』の中で)




M23._b0079965_05050616.jpg



稲刈り残りマジック23(枚)が点灯。
作業受託含めて33枚を刈り終えたので
後半戦かもしれない。
でもこれからが倒伏稲が多いので、
気分的にはまだ序盤戦。
稲が描く様々な田面の模様は、
波打つ海のように見えるし、
田に立つとワタシはいつもなぜだか海底を漂っているように錯覚する。

昨夕、谷の田んぼに太陽は陰っていて
夜露の降りてきはじめた稲を刈りながら
そろそろ作業の止め時でもあり、
でも一方では同時に”もう一稼ぎ”して得がしたいという欲にまみれ、
でもでも、撤収をして片づけていかないと後始末を真っ暗ななかでやらねばならない、
毎日ケモノにも遭うし、それはよろしくない、
などと葛藤逡巡していると、突如
「俺が焦って何かをして、うまくいった試しはないからなあ」
と天から降ってきたかのように思い付き、それを咀嚼して鑑みて
17時半過ぎに止めた。

結果、後始末が真っ暗にもなってしまったが、ひとまずの正解だった。

お天道様の下、
得と欲と葛藤と鑑みとひとまずの正解のなかで自分はくるくると蠢いて暮らしている。




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by 907011 | 2024-09-17 05:21 | Trackback | Comments(0)
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