山中記

2018年 03月 20日 ( 1 )

びんかん祭。

裏口から外に出られるようになった。

裏口とは言っても、元はこの家の正面口で、
南に向いているので日当たりも良く、眺めも良い。
改装された後の正面玄関は西に面している。

裏の納戸のコンクリ地面は自分用玄関なので、
泥やもみ殻が散らばり、
ところどころ穴のあいた雨合羽などがぶらさがっている。

表よりは裏が好き。
陽より陰を好む。
外向的よりも内向的な人の方に惹かれる。

 *

昨朝。
子を保育園バスに送るべく、万事整い、
公民館にいざと裏口から出てみると、
うちから上の家の”ごすけ”に上がる「元・歩ける道」あらため、
残雪のザラメ雪と雨とで、程よく崖(グッド・クリフ)化した、
切り立った尾根沿いのルートをゆくような
「そろそろ歩けなくなってきた道」の上の方に、
工事の挨拶用タオルを片手にした小林組のトサカ担当が、
下のこちら側を覗き込みながら、
「ここは歩けますか~?」と問いながら立っていた。

そろそろ歩けなくなって道は、数日にいっぺん改良補修されても、
一歩一歩が己の運試しのように長靴が10歩に一回くらい沈み、
思わず「何かのゲームか」とつっこみたくなる。
一方で補修しつつ、一方でもう片方の本来の「道」を掘らねば。

こっちは昨春までと違ってまだ雪も多く、
”雪の回廊”と幻想的な名称で、子をだまくらかしつつ、
ひじょうに遅々として進行中。



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かくして無事公民館にたどりついた昨朝は、
3カ月ぶりの瓶・缶ゴミの収集日だった。
山中に長い冬の終わりを知らすべく体感させてくれる、
「ヤマナカ 春のビンカンまつり」。
松たか子さんにもぜひ見ていただきたい、
16戸なりのなかなかな一冬の燃料補給っぷりがうかがえる。




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by 907011 | 2018-03-20 05:53 | Trackback | Comments(0)