人気ブログランキング |

山中記

2019年 03月 04日 ( 1 )

補完し合いたい。

b0079965_06295432.jpg



土日、精神労働をほぼOFFにして、
昨日はエネルギーを補給して、
さらにフラストレーション発散事業(農的脳へのお助け事業)として、
暗闇になるまでスコップで雪を掘って投げ続けた。
雪の回廊がとうとうつながってくれた。

 *

「向こう」と「こっち」。
見る先と、手前のこと。
想っていたい先と、対峙する自分の弱さ。

フォアキャストではなく、バックキャスト。
(本来は、釣り用語で
 海の「あそこだ」というのを想いながら、
 振りかぶって投げる、その背中にあるあたりを「バックキャスト」、
 そこから一気に頭の上を越したあたりから、
 もう海にひゅっと投げ込まれていくだけの状態を「フォアキャスト」と呼ぶらしいです。
 詳細はまた後日。)


b0079965_06295314.jpg




先輩農家にいつか教えてもらった言葉がある。
雪がいっぱいのなかで暮らし続け、
冬に懸命に身体をいじめないと、夏や秋の農繁期にばてる。
雪に対して楽をすると、身体が保持されなくなっていく。

そして、夏の暑くてしんどい中での、
たとえば山中だったら、棚田の傾斜に立って踏ん張って
(たまに急過ぎて、草刈り機を半分杖にしながら草刈ったり、
 重力にバランスが負けて下まで転げ落ちていく。
 ライク・ア・ローリングストーン。)
2,3往復しながら草刈りをする。
俺は枚数ばかりはいっぱいあって
(しかしながら悲しいかな面積的には中の下くらいの規模でしかない)、
40数ラウンドを一周する頃には、もう
最初のあたりの圃場の草刈りが、
「はい。頭からもう一周スタート!」という状態に戻っている。
そうこうしているうちに、稲刈りのバタバタがあり、睡眠時間を削りながら、しのぐ。

その夏~秋の身体をいじめ倒して、
何度も手を停めたくなる気持ちのところの、
何度かを踏ん張ることで、
それは冬の精神労働や創作活動への、メンタルを保持することへつながる。
(自分はここに対して、さらに
 「土に触れられず、寂しい。」という感情のバイアスがかかるので、
 弱りがち。でも今冬みたいに好調に保てる波も少しずつ増えてきている。)

もっと山に内包されたいなら、
エレベーターではなく、らせん階段を。
上ったり、下ったりの繰り返しくらいで。

エスカレートではなく、スパイラルアップを。
トーナメント戦ではなく、総当たり形式のリーグ戦を。

山の中の暮らしの春夏秋冬に、
断絶はない。










*********************


by 907011 | 2019-03-04 06:45 | Trackback | Comments(0)