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山中記

鶏追い。

ご当地雪郷・高柳には「鳥追い」という小正月行事があちこちの集落にあった。
山中も鳥追いやら、”もっくら(もぐら)もち”などというのもあって、
10年前に来た冬は、
鳥追いの復刻版をうちの家人たちがやったりしていた。

小正月の「小」という字は何から由来した意味なのだろうか。
小一時間の小も同じだろうか。
”小さな便り”つまりは小用も同じなのだろうか。




鶏追い。_b0079965_06331758.jpg



うちには幸いケモノに襲われずに越冬できた鶏が居る。
中ノ坪集落から昨秋来たばかりのなかなか成人だけど、
よく卵を産み続けている。






よく晴れた週末。
鶏3つと子ひとり、ネコ一匹で、
鶏追いをした。



鶏追い。_b0079965_06331735.jpg




雪の上に鶏たちを広げて、よく陽に当てて干す。
通りがかりのネコも連れて、並べてよく干す。
鶏たちは脚が冷たいからじっとして寄り添いながら、
やたらといい”大きな便り”をひり落とす。

ネコは嫌がってすぐに逃げた。
鶏追われ、ネコ追われの儀。
子は雪玉に夢中で追うどころか、すでに見ちゃいなかった。




鶏追い。_b0079965_06331715.jpg


鶏たちは3つ居て、稲刈り~冬と現在に至るまで小忙しいので、
毎日遊びはするものの、よく観察はできておらず、区別がついてないけど、
なーちゃんごーちゃんやーちゃんと名付けられている。

鶏は「循環」を教えてくれる、
とても身近な生き物だと私的におもっている。

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拙記において「鶏」で検索すると、
長岡時代から数えて、
(家人が山中で衝動的に鶏と居る生活を始め、
俺も譲り受けて、長岡の借家に鶏の間ができて毎日よく遊び、
その後、受精卵を自家抱卵し始めて、一時は30羽超居たのでした)
じつに230件を超える雑文が出てくる。










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ブログテーマ:猫とのひと時
# by 907011 | 2021-03-02 06:45 | Trackback

こどもかんじき2日目。


こどもかんじき2日目。_b0079965_06335654.jpg



老いては子にしたがえ。
山中という集落名のとおり、
うちからそのままソリに乗って滑り落ちていけば楽しいのであった。
かんじきはブレーキにもなる。



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<じぶんでかんがえて生きられるから
 かみさまはこころをキミにくれた>

(『こどもロック』)


こどもはロックだぜ。





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ブログテーマ:あなたの見つけた冬景色
# by 907011 | 2021-03-01 06:37 | Trackback