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山中記

「見合って見合って」中。

千秋楽の昨日…の予定が、
わらが思ったよりも湿ったので様子見延期。
昨日午前は3時間近く19集落の代表会議で終わる。
年々、とりわけここ1年くらい、ぐっとテーマが重くなっている。

そんないっけんズブズブに重たくはまりそうお題を、
軽やかに突き抜けようと躍進するNPOのノリオカ理事長夫婦のおもしろ話を帰りに聞いて頭を整理する、
良寛コーヒー牛乳91円(何度飲んでも値段を忘れてしまう)の濃厚な時間。

お昼を岡野町の家人の実家でいただき、
話の流れで、愚息・ガクの七五三の五の部分を
明日の山中剣神社秋祭の前にしれっと挿入し、祝詞をあげてもらうことにした。

ガクは最近とみに駄洒落に熱をあげている。
がしかし、「布団がふっとんだ。」の公式が万能型だと勘違いしているらしく、
夕飯を食いながら突如、
「豆がふっとんだ。だーっひゃっひゃっひゃっひゃ、傑作傑作。」といい、
なんでも吹っ飛ばせば駄洒落になると勘違いしたまま満足しているようだ。
鈍感力というのも使いようによっては人が育つものだ、シャレにならんが。

というわけで今日祭り(と七五三)の準備。
午後から東京に嫁に出る米たちの検査の立ち合い少々。
今年は青い米が多かったような気もするので、
もし2等になったどうする?と牛飼いヒデオさんに脅されている。
もう米がないので等級が下がってもそのまま涙で送り出すしかない。
検査の結果次第で自分の懐的には多少の損失になるかもわからないものの、
山中の他農家の手取りが多少の増になるので善しとする。
多少という表現はよくわからない。多かれ少なかれということだろうか。

注文の多くは、厳密に生産者あるいは産地(どこの田んぼと)まで指定はされず、
「山中のお米」を買い求めてくれているので、
こういった凶作時は、
自分がつくれない分は集落の販売額増になり、互いにそれはそれで善いと思う今年。
(一応話の行き違いがないように、ほとんどは年貢米で使わせてもらうパターンで、
 注文の方にお渡しの際には随時相談やら確認をしてます。)
米を手渡しできる関係が多くを占めているような小作農家でありたい。

 *

今日、予定は未定の千秋楽をなにがしかのそれでバーッっとやりたい。
もう、擬音語の表現くらいしか出てきません。
だだだだーっとやってぐるぐるっとして運んで入れて片を付けて、
うちに帰って冷蔵庫の戸まで5歩でゆき、プシュッとしたい。












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# by 907011 | 2018-10-18 05:23 | Trackback

千秋楽。

千秋楽。_b0079965_04231857.jpg



山中集落、最後の稲をあげたい。
自分の分はいつも後回しになる。
天気も良く、乾燥も順調に進みちょうどいいので良いのですが。
慣行の田よりも水を残した分だけ、穂も短くはなかった。

そして今朝、雨っぽい。
午前、会議。
明日午前秋祭の準備、昼から米検査立ち合いで他集落へ。雨っぽい。
お金と供物をそろえねば。
あさって本祭。午前は空き。
玉串奉納の仕方を毎年2回ずつきれいさっぱり忘れている。雨っぽい。
土曜日、上納の袋と防災訓練のチラシをつくらねば。
日曜にパッキングして、
週があけたら14年前に居候していた離島の漁師のところへゆく予定。
漁師一家と後の村長にひじょうにお世話になったままで、無事に会えれば十分。
ひじょうに恐々。自分は何者でもないという否定感は14年間変わってない。
田のない島にせめて自分の米を手渡ししたい。
それなら、鶏とつくってきたはさがけ米があったじゃないか。

というわけで、冒頭に戻る(繰り返し)。












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# by 907011 | 2018-10-17 05:03 | Trackback