長い。
長くなる。
私は文章を書き始めると、長くなる。長い。
高杉晋作は「おもしろきこともなき世をおもしろく」と詠ったが、
短くないものを短く。
歳を重ねるにつれて、短く書くということもまた大切な気がしている。
「短くないもの」をだ、その点”つぶやき”とは別の時間で考えたい。
ある時、
それを煎じ詰めると、俳句短歌せめてより自由な川柳になどと思った。
少しだけ挑もうとしたけど定型というのはほんとうに難しい。
難しいけど、俳句短歌界隈はよりポップにライトに
「俳句は筋トレと同じです。詠み続けることです」などと誘ってはくる。
難しいがときどき何か文章を思いついたときに、それが575風になるのかは挑みたい。
筆でサラサラと字を書きたいわけでもないし、人に見聞きさせたい、我が声で句をうなりたい
という欲はなくて、ただあの難しさの感覚に触れてみたことで、
これは脳みそのよく使われていない極小空間にはどうやら
「俳句脳」という部位が別に存在しそうだぞと気付いたのでした。
こういうのは、
よく眠ってるやつがいたら起こしたいというあまのじゃく精神から来ていると思います。
などといったものを書きたいがための
「25時間目の時間」がなかなかつくれない。
洗濯機
繰り返す
生ビール
眠るネコ
小学生
缶コーヒー
そうか、まず基本?となる5文字について
人の話のなかにも5文字7文字はあふれているはずなので、
「あ、5文字。」などと
感じるようにしようかな(7・5)。
ほぼ何も考えていなかったのに
書いてみたら俳句脳という部位について考えたことを思い出していた。
こういう自分でも未知なるところにつながる文章は書いていて気持ち良いがしかし
長くなる長くなるのだ。5・7調。
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by 907011
| 2025-05-01 05:15
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春が始まった、のかもしれない。
土曜日。例年通りのスケジュールで
コシヒカリの育苗用の土詰め500枚をした。
例年通りと書いてはみたものの
俺はそれを5年手帳を見て朝に気付いただけで、
対照的に段取り完璧な専業農家のミツタカ先輩に
計画的に推進してもらっている。
いよいよ種蒔き時が始まろうとしている。
人にはそれぞれ得手不得手があって、
俺は計画的にことをするのが苦手だということは
もう中学生くらいから明白になっている。
かといって、
「ではあなたの得手は何ですか?」などという野暮な質問をされても、
わたしは無言になりただ我が手をじっと見つめてしまう。
8時過ぎに公民館で
「山中的ワークライス」をして手伝ってもらっている
マサノリ・イトーさんと合流して、8時半作業開始。
2時間半ほどで無事に500箱に床土(種の敷き布団みたいなものです)が入って積まれた。
時折一服しながら話しておると、
M・イトーさんはまた5月からしばらく自転車の旅に出るようで
じょんのびを辞めて以来、セカンドライフをしっかりと堪能しておられる。
去年の自転車テント旅の続きで四国を回るらしい。
うらやましい。
俺も四国に行って白装束をまとって巡礼して煩悩について自問したいし、
冬に雪がなければ出稼ぎに出て二拠点生活のようなものもしてみたい。
5年度冬みたいに雪が降らなくてしかもこの先春まで降りませんという
明確な長期予報などが出ようものなら俺も西へ移動してみたい。
などと妄想しながら6年度の山中の決算をつくるために
ひたすら会計の入力作業をして昨日やっと終わった。
あとは自動的に決算書が整って、会計監査っぽいことをして
予算案をつくって総会をすれば野に放たれる予定。
でも家の前にもまだまだ2メートルくらい残雪がある。
今日は石塚酒造に半日お手伝いと
酒米の自然栽培をしておられる農家さんが来られるというので
同席させてもらう。
セガレは春休みが終わり6年生として入学式などが始まる。
まだまだ春っぽくもないが春が始まる。
巨大なゼリーに首をつっこんでみるかのように
少しずつ山中の山に入っていく。
まだ寒いなあなどと感じつつ、
ふと何かに遭遇しては「あ、春。」とつぶやいて
凝り固まったものを柔らかくしていくのだと思う。
四季が連綿と螺旋か遺伝子のようにくるくる回る。
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by 907011
| 2025-04-07 05:33
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